ナック---3Q大幅な増益、クリクラ事業が好調
[21/02/09]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ナック<9788>は8日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.3%減の409.35億円、営業利益が同470.1%増の16.97億円、経常利益が同559.6%増の15.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が14.12億円(前年同期は5.64億円の損失)となった。
クリクラ事業の売上高は前年同期比13.7%増の113.20億円、営業利益は13.05億円(前年同期は5.87億円の利益)となった。直営部門では、首都圏を中心に法人顧客の需要が減少した一方、在宅時間の増加により家庭顧客の需要が増加したことでサーバー1台あたりのボトル消費量が増え、売上高は前年同期比で増加した。加盟店部門でも、直営部門同様ボトル価格改定効果に加え、新サーバー「クリクラFit」の販売台数が増加したことにより、売上高が前年同期比で増加した。また、直営・加盟店両部門ともに、前々期より販売を開始した自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が大幅に伸長した。
レンタル事業の売上高は前年同期比0.7%減の110.84億円、営業利益は同29.4%減の10.42億円となった。主力のダスキン事業の売上高は前年同期比で増加した。「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上高は前年同期比で大幅に減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストも、商業施設やオフィスなどの休業により、売上高は前年同期比で減少した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比50.8%増の57.95億円、営業利益は同24.8%減の3.00億円となった。ノウハウ販売部門では、感染症の影響により販売促進セミナーや訪問自粛を余儀なくされた一方、既存会員に向けたサポート強化が奏功し、売上高は前年同期とほぼ同水準を維持(建築部資材販売を除く)した。省エネ関連部資材の施工を手がけるナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生し、売上高は前年同期比で減少した。なお、第1四半期連結会計期間より、suzukuriおよび前期株式取得により子会社化したエースホームを当事業セグメントに加えており、結果としてセグメント全体の売上高は前年同期比で増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比76.2%減の72.83億円、営業損失は0.88億円となった。住宅事業では、保有するレオハウスの全株式を譲渡したことにより、同社の業績数値を連結業績から除外した。ケイディアイでは、売上高は前年同期と同水準を維持しており、利益率の高い住宅販売の比率を上げたことで売上総利益率の改善を実現し、営業利益は前年同期比で増加した。ジェイウッドでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、売上高は前年同期比で減少した。国木ハウスでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、売上高は前年同期比で減少したものの、一棟単価および売上総利益率の改善により、営業損失は前年同期比で減少した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比18.9%減の54.82億円、営業利益は同87.0%減の0.10億円となった。JIMOSではECサイトを約4ヶ月間停止し顧客数が減少したこと、およびコロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響き、売上高は前年同期比で大幅に減少した。ベルエアーでは、主力商品である栄養補助食品の顧客数が減少する中、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだものの、売上高は前年同期比で減少した。
2021年3月期通期については、売上高が前期比36.5%減の560.00億円、営業利益が同5.6%減の20.00億円、経常利益が同9.4%減の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同162.6%増の13.50億円とする、2020年9月14日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>
クリクラ事業の売上高は前年同期比13.7%増の113.20億円、営業利益は13.05億円(前年同期は5.87億円の利益)となった。直営部門では、首都圏を中心に法人顧客の需要が減少した一方、在宅時間の増加により家庭顧客の需要が増加したことでサーバー1台あたりのボトル消費量が増え、売上高は前年同期比で増加した。加盟店部門でも、直営部門同様ボトル価格改定効果に加え、新サーバー「クリクラFit」の販売台数が増加したことにより、売上高が前年同期比で増加した。また、直営・加盟店両部門ともに、前々期より販売を開始した自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が大幅に伸長した。
レンタル事業の売上高は前年同期比0.7%減の110.84億円、営業利益は同29.4%減の10.42億円となった。主力のダスキン事業の売上高は前年同期比で増加した。「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上高は前年同期比で大幅に減少した。法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストも、商業施設やオフィスなどの休業により、売上高は前年同期比で減少した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比50.8%増の57.95億円、営業利益は同24.8%減の3.00億円となった。ノウハウ販売部門では、感染症の影響により販売促進セミナーや訪問自粛を余儀なくされた一方、既存会員に向けたサポート強化が奏功し、売上高は前年同期とほぼ同水準を維持(建築部資材販売を除く)した。省エネ関連部資材の施工を手がけるナックスマートエネルギーでは、感染症の影響で一部着工遅れが発生し、売上高は前年同期比で減少した。なお、第1四半期連結会計期間より、suzukuriおよび前期株式取得により子会社化したエースホームを当事業セグメントに加えており、結果としてセグメント全体の売上高は前年同期比で増加した。
住宅事業の売上高は前年同期比76.2%減の72.83億円、営業損失は0.88億円となった。住宅事業では、保有するレオハウスの全株式を譲渡したことにより、同社の業績数値を連結業績から除外した。ケイディアイでは、売上高は前年同期と同水準を維持しており、利益率の高い住宅販売の比率を上げたことで売上総利益率の改善を実現し、営業利益は前年同期比で増加した。ジェイウッドでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、売上高は前年同期比で減少した。国木ハウスでは、住宅の受注棟数が伸長した一方で完工棟数が減少したことにより、売上高は前年同期比で減少したものの、一棟単価および売上総利益率の改善により、営業損失は前年同期比で減少した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比18.9%減の54.82億円、営業利益は同87.0%減の0.10億円となった。JIMOSではECサイトを約4ヶ月間停止し顧客数が減少したこと、およびコロナ禍における化粧品業界全体の低迷が響き、売上高は前年同期比で大幅に減少した。ベルエアーでは、主力商品である栄養補助食品の顧客数が減少する中、美容健康雑貨等の販売拡大に取り組んだものの、売上高は前年同期比で減少した。
2021年3月期通期については、売上高が前期比36.5%減の560.00億円、営業利益が同5.6%減の20.00億円、経常利益が同9.4%減の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同162.6%増の13.50億円とする、2020年9月14日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>