Abalance---2Q大幅な増収増益、業績予想の上方修正を発表
[21/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
Abalance<3856>は15日、2021年6月期第2四半期(20年7月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比278.2%増の115.73億円、営業利益は同297.2%増の8.45億円、経常利益は同625.0%増の8.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同529.2%増の3.48億円となった。
グリーンエネルギー事業の売上高は前年同期比13.8%減の25.02億円、セグメント利益は同8.0%増の5.01億円となった。近年、太陽光発電所の販売を中心としたフロー型ビジネスから売電収入を継続的に収受するストック型ビジネスモデルへの転換を進めている。当該施策は安定収益、キャッシュ・フローの確保を図るもので、発電所の販売は継続しつつ、低圧案件を含む太陽光発電所を完工後も継続して保有する自社保有化を引き続き推進した。安定収益化しているO&M事業については、WWBの実績に加え、バローズエンジニアリングにて落雷対策に効果のあるアース線配線、施設内カメラの設置によるセキュリティの確保、RPAシステムを通じた異常点探知等のシステムの完備により、本事業を推進した。また、東南アジアの旺盛な電力需要に対して、現地企業との合弁等による事業参画のほか、環境省が実施する2019年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の公募案件の採択を受けて、カンボジア国内において日本政府協力の下、本案件を推進していくとしている。
太陽光パネル製造事業の売上高は87.60億円、セグメント利益は5.45億円となった。欧米向けの太陽光パネルの製造販売により急速に成長しているベトナム法人のVietnam Sunergy Joint Stock Company(以下VSUN)は、厳格な品質評価システム下で自動生産ラインを完備する自社工場を保有し、ベトナム国のほか日本、ドイツ、中国、米国等に支社機能の拠点を有しグローバルに販売を展開している。この度の連結化を契機に、VSUNと一層の連携強化を図り、世界市場におけるプレゼンスを更に高め、垂直統合型のワンストップソリューションをグローバルに展開する方針。当第2四半期の期首からVSUNを新規連結したことにより、連結経営成績への大きな業績寄与となった。
IT事業の売上高は前年同期比65.3%減の0.11億円、セグメント損失は0.07億円(前年同期は0.34億円の損失)となった。「KnowledgeMarket(R)」やRPA導入支援に係る製品・サービス等を提供したほか、IoTを駆使したデータ計測から最適解を導出する支援や各種サーベイ調査の収集支援等を実施した。また、グリーンエネルギーの供給やRE100推進等に関連したSDGsを志向する企業や自治体等からのニーズについては、グリーンエネルギー事業と連携を図りつつ事業を推進した。
光触媒事業の売上高は前年同期比2.4%増の0.54億円、セグメント損失は0.01億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。日本光触媒センターにおいて独自の可視光応答形光触媒の活用により開発した抗菌・抗ウィルス製品「blocKIN」の販売強化を一層図るとともに、新ラインナップの取扱いのほか、銀イオンを配合したハイライン製品の販売を新たに開始した。販売促進のため、一部Webサイトのリニューアルを行ったほか、初めて光触媒抗菌・抗ウィルス事業に従事する人へのトレーニングや事業導入支援を含むトータルサポート体制のもと、感染症対策事業である「光触媒LIFE」の展開により、FC加盟、代理店募集を強化した。以上の活動により下期には単月営業利益計上を見通せる状況となっている。
2021年6月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比251.9%増(前回予想比17.5%増)の235.00億円、営業利益は同207.0%増(同58.6%増)の11.10億円、経常利益は同253.5%増(同92.9%増)の10.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同103.5%増(同38.3%増)の4.30億円としている。
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グリーンエネルギー事業の売上高は前年同期比13.8%減の25.02億円、セグメント利益は同8.0%増の5.01億円となった。近年、太陽光発電所の販売を中心としたフロー型ビジネスから売電収入を継続的に収受するストック型ビジネスモデルへの転換を進めている。当該施策は安定収益、キャッシュ・フローの確保を図るもので、発電所の販売は継続しつつ、低圧案件を含む太陽光発電所を完工後も継続して保有する自社保有化を引き続き推進した。安定収益化しているO&M事業については、WWBの実績に加え、バローズエンジニアリングにて落雷対策に効果のあるアース線配線、施設内カメラの設置によるセキュリティの確保、RPAシステムを通じた異常点探知等のシステムの完備により、本事業を推進した。また、東南アジアの旺盛な電力需要に対して、現地企業との合弁等による事業参画のほか、環境省が実施する2019年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の公募案件の採択を受けて、カンボジア国内において日本政府協力の下、本案件を推進していくとしている。
太陽光パネル製造事業の売上高は87.60億円、セグメント利益は5.45億円となった。欧米向けの太陽光パネルの製造販売により急速に成長しているベトナム法人のVietnam Sunergy Joint Stock Company(以下VSUN)は、厳格な品質評価システム下で自動生産ラインを完備する自社工場を保有し、ベトナム国のほか日本、ドイツ、中国、米国等に支社機能の拠点を有しグローバルに販売を展開している。この度の連結化を契機に、VSUNと一層の連携強化を図り、世界市場におけるプレゼンスを更に高め、垂直統合型のワンストップソリューションをグローバルに展開する方針。当第2四半期の期首からVSUNを新規連結したことにより、連結経営成績への大きな業績寄与となった。
IT事業の売上高は前年同期比65.3%減の0.11億円、セグメント損失は0.07億円(前年同期は0.34億円の損失)となった。「KnowledgeMarket(R)」やRPA導入支援に係る製品・サービス等を提供したほか、IoTを駆使したデータ計測から最適解を導出する支援や各種サーベイ調査の収集支援等を実施した。また、グリーンエネルギーの供給やRE100推進等に関連したSDGsを志向する企業や自治体等からのニーズについては、グリーンエネルギー事業と連携を図りつつ事業を推進した。
光触媒事業の売上高は前年同期比2.4%増の0.54億円、セグメント損失は0.01億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。日本光触媒センターにおいて独自の可視光応答形光触媒の活用により開発した抗菌・抗ウィルス製品「blocKIN」の販売強化を一層図るとともに、新ラインナップの取扱いのほか、銀イオンを配合したハイライン製品の販売を新たに開始した。販売促進のため、一部Webサイトのリニューアルを行ったほか、初めて光触媒抗菌・抗ウィルス事業に従事する人へのトレーニングや事業導入支援を含むトータルサポート体制のもと、感染症対策事業である「光触媒LIFE」の展開により、FC加盟、代理店募集を強化した。以上の活動により下期には単月営業利益計上を見通せる状況となっている。
2021年6月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比251.9%増(前回予想比17.5%増)の235.00億円、営業利益は同207.0%増(同58.6%増)の11.10億円、経常利益は同253.5%増(同92.9%増)の10.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同103.5%増(同38.3%増)の4.30億円としている。
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