CREロジスティクスファンド投資法人---20年12月期も2ケタ増収増益、物流不動産への需要は強く今後も増加の見込み
[21/02/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
CREロジスティクスファンド投資法人<3487>は16日、2020年12月期(20年7月-12月)決算を発表した。営業収益は前期比28.2%増の26.03億円、営業利益が同32.3%増の15.23億円、経常利益が同33.9%増の12.99億円、当期純利益が同34.0%増の12.98億円となった。投資口1口当たりの分配金は3,067円(予想対比+25円)、利益超過分配金は325円(予想対比+70円)となり合計3,392円(予想対比+95円)の分配金となった。
当期(2020年12月期)においては、第3回公募増資時に公表した3物件(ロジスクエア上尾、ロジスクエア三芳及びロジスクエア千歳)、取得価格合計179.08億円を追加取得し、当期末時点で本投資法人が保有する資産は16物件、取得価格総額915.27億円であり、ポートフォリオ全体の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持している。
2021年6月期からは、2021年1月に実施した第4回公募増資の際に取得した3物件が加わり、2021年6月期の運用状況の予想は、営業収益が前期比21.2%増の31.55億円、営業利益が同17.5%増の17.89億円、当期純利益が同16.2%増の15.09億円を見込んでいる。また、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は2021年6月期が3,374円、2021年12期が3,504円としている。2021年1月4日に公表した業績予想では、2021年6月期に保有する1施設においてリテナントに伴う空室とコストを想定していたが、その後現テナントと賃料増額で再契約することを合意し、2021年6月期を3,303円から3,374円(+71円)、2021年12月期を3,483円から3,504円(+21円)へ変更している。
物流事業に係る事業環境は、サプライ・チェーン・マネジメントの高度化や通信販売・電子商取引といった巣ごもり消費の急速な拡大とそれらに伴う宅配取扱個数の増加、3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用の拡大等を背景として、物流不動産に対する需要は引き続き強く、今後も増加すると見込まれる。新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業業績が悪化することには留意する必要があるが、通信販売・電子商取引の更なる拡大や、荷主企業による「サプライ・チェーンの寸断等の不測の事態に備えた在庫量の積み増し」が起きることに伴い、物流不動産の賃貸市場は今後も堅調に推移するものとしている。
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当期(2020年12月期)においては、第3回公募増資時に公表した3物件(ロジスクエア上尾、ロジスクエア三芳及びロジスクエア千歳)、取得価格合計179.08億円を追加取得し、当期末時点で本投資法人が保有する資産は16物件、取得価格総額915.27億円であり、ポートフォリオ全体の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持している。
2021年6月期からは、2021年1月に実施した第4回公募増資の際に取得した3物件が加わり、2021年6月期の運用状況の予想は、営業収益が前期比21.2%増の31.55億円、営業利益が同17.5%増の17.89億円、当期純利益が同16.2%増の15.09億円を見込んでいる。また、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は2021年6月期が3,374円、2021年12期が3,504円としている。2021年1月4日に公表した業績予想では、2021年6月期に保有する1施設においてリテナントに伴う空室とコストを想定していたが、その後現テナントと賃料増額で再契約することを合意し、2021年6月期を3,303円から3,374円(+71円)、2021年12月期を3,483円から3,504円(+21円)へ変更している。
物流事業に係る事業環境は、サプライ・チェーン・マネジメントの高度化や通信販売・電子商取引といった巣ごもり消費の急速な拡大とそれらに伴う宅配取扱個数の増加、3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用の拡大等を背景として、物流不動産に対する需要は引き続き強く、今後も増加すると見込まれる。新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業業績が悪化することには留意する必要があるが、通信販売・電子商取引の更なる拡大や、荷主企業による「サプライ・チェーンの寸断等の不測の事態に備えた在庫量の積み増し」が起きることに伴い、物流不動産の賃貸市場は今後も堅調に推移するものとしている。
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