日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は反落、ソフトバンクGが1銘柄で約88円分押し下げ
[21/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
24日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり136銘柄、値下がり85銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は反落。232.21円安の29923.82円(出来高概算8億1412万株)で前場の取引を終えている。
前日23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.66ドル高の31537.35ドル、ナスダックは67.85ポイント安の13465.20で取引を終了した。パウエルFRB議長の議会証言を控え金融緩和縮小への警戒感に寄り付き後、大きく下落した。特にナスダックは一時4%近く急落。しかし、パウエル議長が強力な金融緩和を続ける方針を改めて強調すると、長期金利の上昇も一服し、下げ幅を縮小。ダウは引けにかけてプラスに転じ、ナスダックは下げ幅を縮小した。東京市場の休日前に比べ、ダウ平均は43.03ドル上昇、ナスダックは409.26ポイント下落となった。
米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。米長期金利の上昇が警戒されたことに加え、朝方の外為市場で1ドル=105円20銭台と一昨日22日15時頃に比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことなどが株価の重しとなった。一方、国内で新型コロナの新規感染が縮小傾向となり、政府が6府県で緊急事態宣言を今月末に解除する方向で調整に入ったと報じられるなど、経済活動の本格的な再開への期待が株価下支え要因となった。また、パウエルFRB議長が金融緩和を続ける姿勢を改めて強調したことも買い安心感となったが、前場は概ね売り優勢の展開だった。
個別では、2月度の既存店売上高が前年同月度比0.6%減と2カ月連続で前年割れとなった西松屋チェ<7545>、ビットコイン価格の下落が嫌気されたマネックスG<8698>、ナスダックの不安定な動きから投資事業の収益不透明感が台頭したソフトバンクG<9984>が下げた。また、米国市場でハイテク株が下げたことを受けキーエンス<6861>、村田製<6981>、日本電産<6594>などのハイテク株やレーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>など半導体関連株が総じて軟調だった。
一方、販売用不動産16物件724戸の販売を発表したグッドコムA<3475>、自社株買いを発表した東亜建<1885>、コクヨ<7984>、21年3月期純利益予想を上方修正したペガサス<6262>、脱炭素技術の実用化推進すると化学工業日報で報じられた洋エンジ<6330>が上げた。また、コロナ収束後の業績回復が期待されたJAL<9201>、ANA<9202>の空運株なども堅調だった。
セクターでは、精密機器、電気機器、情報・通信業、パルプ・紙、金属製品などが値下がり率上位。一方、空運業、不動産業、鉱業、海運業、鉄鋼などが値上がり率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は42%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約88円押し下げた。同2位はファナック<6954>となり、ダイキン工業<6367>、東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約70円押し上げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、住友不動産<8830>、オリンパス<7733>、NTTデータ<9613>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 29923.82(-232.21)
値上がり銘柄数 136(寄与度+194.56)
値下がり銘柄数 85(寄与度-426.77)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 106850 1950 +70.22
<6098> リクルートHD 5560 85 +9.18
<8830> 住友不 3830 155 +5.58
<7733> オリンパス 2278 37.5 +5.40
<9613> NTTデータ 1645 28 +5.04
<8801> 三井不 2524 129 +4.65
<7269> スズキ 5040 122 +4.39
<7951> ヤマハ 5880 110 +3.96
<6971> 京セラ 6989 45 +3.24
<4324> 電通G 3755 85 +3.06
<2502> アサヒ 4628 80 +2.88
<3382> 7&iHD 4281 79 +2.84
<4523> エーザイ 7700 75 +2.70
<7267> ホンダ 3013 35.5 +2.56
<8252> 丸井G 2131 69 +2.48
<6305> 日立建 3390 65 +2.34
<8031> 三井物 2279.5 65 +2.34
<8253> クレセゾン 1381 58 +2.09
<9009> 京成 3900 110 +1.98
<7272> ヤマハ発 2463 53 +1.91
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 10125 -405 -87.51
<6954> ファナック 26650 -935 -33.67
<6367> ダイキン 21240 -860 -30.97
<8035> 東エレク 45540 -760 -27.37
<2413> エムスリー 8484 -316 -27.31
<4063> 信越化 18095 -645 -23.23
<4519> 中外薬 5078 -172 -18.58
<6758> ソニー 11535 -445 -16.03
<4543> テルモ 4178 -100 -14.40
<6762> TDK 15890 -370 -13.32
<6857> アドバンテ 9500 -170 -12.24
<6645> オムロン 9100 -320 -11.52
<9766> コナミHD 7200 -260 -9.36
<6988> 日東電 9220 -210 -7.56
<6976> 太陽誘電 5640 -200 -7.20
<4704> トレンド 5460 -180 -6.48
<4452> 花王 7099 -171 -6.16
<6902> デンソー 6512 -160 -5.76
<7832> バンナムHD 8593 -151 -5.44
<9735> セコム 9543 -134 -4.83
<CS>
日経平均は反落。232.21円安の29923.82円(出来高概算8億1412万株)で前場の取引を終えている。
前日23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.66ドル高の31537.35ドル、ナスダックは67.85ポイント安の13465.20で取引を終了した。パウエルFRB議長の議会証言を控え金融緩和縮小への警戒感に寄り付き後、大きく下落した。特にナスダックは一時4%近く急落。しかし、パウエル議長が強力な金融緩和を続ける方針を改めて強調すると、長期金利の上昇も一服し、下げ幅を縮小。ダウは引けにかけてプラスに転じ、ナスダックは下げ幅を縮小した。東京市場の休日前に比べ、ダウ平均は43.03ドル上昇、ナスダックは409.26ポイント下落となった。
米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。米長期金利の上昇が警戒されたことに加え、朝方の外為市場で1ドル=105円20銭台と一昨日22日15時頃に比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことなどが株価の重しとなった。一方、国内で新型コロナの新規感染が縮小傾向となり、政府が6府県で緊急事態宣言を今月末に解除する方向で調整に入ったと報じられるなど、経済活動の本格的な再開への期待が株価下支え要因となった。また、パウエルFRB議長が金融緩和を続ける姿勢を改めて強調したことも買い安心感となったが、前場は概ね売り優勢の展開だった。
個別では、2月度の既存店売上高が前年同月度比0.6%減と2カ月連続で前年割れとなった西松屋チェ<7545>、ビットコイン価格の下落が嫌気されたマネックスG<8698>、ナスダックの不安定な動きから投資事業の収益不透明感が台頭したソフトバンクG<9984>が下げた。また、米国市場でハイテク株が下げたことを受けキーエンス<6861>、村田製<6981>、日本電産<6594>などのハイテク株やレーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサス<6723>など半導体関連株が総じて軟調だった。
一方、販売用不動産16物件724戸の販売を発表したグッドコムA<3475>、自社株買いを発表した東亜建<1885>、コクヨ<7984>、21年3月期純利益予想を上方修正したペガサス<6262>、脱炭素技術の実用化推進すると化学工業日報で報じられた洋エンジ<6330>が上げた。また、コロナ収束後の業績回復が期待されたJAL<9201>、ANA<9202>の空運株なども堅調だった。
セクターでは、精密機器、電気機器、情報・通信業、パルプ・紙、金属製品などが値下がり率上位。一方、空運業、不動産業、鉱業、海運業、鉄鋼などが値上がり率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は42%となっている。
値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約88円押し下げた。同2位はファナック<6954>となり、ダイキン工業<6367>、東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約70円押し上げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、住友不動産<8830>、オリンパス<7733>、NTTデータ<9613>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 29923.82(-232.21)
値上がり銘柄数 136(寄与度+194.56)
値下がり銘柄数 85(寄与度-426.77)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 106850 1950 +70.22
<6098> リクルートHD 5560 85 +9.18
<8830> 住友不 3830 155 +5.58
<7733> オリンパス 2278 37.5 +5.40
<9613> NTTデータ 1645 28 +5.04
<8801> 三井不 2524 129 +4.65
<7269> スズキ 5040 122 +4.39
<7951> ヤマハ 5880 110 +3.96
<6971> 京セラ 6989 45 +3.24
<4324> 電通G 3755 85 +3.06
<2502> アサヒ 4628 80 +2.88
<3382> 7&iHD 4281 79 +2.84
<4523> エーザイ 7700 75 +2.70
<7267> ホンダ 3013 35.5 +2.56
<8252> 丸井G 2131 69 +2.48
<6305> 日立建 3390 65 +2.34
<8031> 三井物 2279.5 65 +2.34
<8253> クレセゾン 1381 58 +2.09
<9009> 京成 3900 110 +1.98
<7272> ヤマハ発 2463 53 +1.91
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 10125 -405 -87.51
<6954> ファナック 26650 -935 -33.67
<6367> ダイキン 21240 -860 -30.97
<8035> 東エレク 45540 -760 -27.37
<2413> エムスリー 8484 -316 -27.31
<4063> 信越化 18095 -645 -23.23
<4519> 中外薬 5078 -172 -18.58
<6758> ソニー 11535 -445 -16.03
<4543> テルモ 4178 -100 -14.40
<6762> TDK 15890 -370 -13.32
<6857> アドバンテ 9500 -170 -12.24
<6645> オムロン 9100 -320 -11.52
<9766> コナミHD 7200 -260 -9.36
<6988> 日東電 9220 -210 -7.56
<6976> 太陽誘電 5640 -200 -7.20
<4704> トレンド 5460 -180 -6.48
<4452> 花王 7099 -171 -6.16
<6902> デンソー 6512 -160 -5.76
<7832> バンナムHD 8593 -151 -5.44
<9735> セコム 9543 -134 -4.83
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