イントラスト Research Memo(8):5期連続の増配により、配当性向の向上を実現
[21/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
イントラスト<7191>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続していくことを基本方針とし、現中期経営計画では2021年3月期までに配当性向30%超を目標として掲げている。
この方針のもと、2021年3月期の中間配当については、期初は1株当たり5.0円としていたが、業績が順調に推移していることから、5.5円に増額修正した。期末配当予想については5.0円に据え置いている。この結果、年間配当金は前期の9.0円から、10.5円へと、5期連続の増配を計画する。また、配当性向も29.7%に上昇する見通しで、東証1部その他金融業の平均並みに上昇しそうだ。
加えて、同社では、株主の日頃の支援に感謝するとともに、同社株式への投資の魅力を高め、より多くの投資家に株式を保有してもらうことを目的として、株主優待制度を実施している。2021年3月31日基準日の株主に対し、100株以上300株未満保有の株主には500円相当のクオカードを、300株以上保有の株主には1,000円相当のクオカードを贈呈する。2022年3月31日以降については、同社株式100(1単元)以上を1年以上継続保有していることを条件に加える予定だ。投資家に同社の戦略や業績を十分に理解してもらい、安定株主の増加を図る方針と言えよう。同社では、引き続き事業の発展を目指しながら、株主還元もさらに充実させる意向である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<NB>
イントラスト<7191>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績と連動した安定的な配当を継続していくことを基本方針とし、現中期経営計画では2021年3月期までに配当性向30%超を目標として掲げている。
この方針のもと、2021年3月期の中間配当については、期初は1株当たり5.0円としていたが、業績が順調に推移していることから、5.5円に増額修正した。期末配当予想については5.0円に据え置いている。この結果、年間配当金は前期の9.0円から、10.5円へと、5期連続の増配を計画する。また、配当性向も29.7%に上昇する見通しで、東証1部その他金融業の平均並みに上昇しそうだ。
加えて、同社では、株主の日頃の支援に感謝するとともに、同社株式への投資の魅力を高め、より多くの投資家に株式を保有してもらうことを目的として、株主優待制度を実施している。2021年3月31日基準日の株主に対し、100株以上300株未満保有の株主には500円相当のクオカードを、300株以上保有の株主には1,000円相当のクオカードを贈呈する。2022年3月31日以降については、同社株式100(1単元)以上を1年以上継続保有していることを条件に加える予定だ。投資家に同社の戦略や業績を十分に理解してもらい、安定株主の増加を図る方針と言えよう。同社では、引き続き事業の発展を目指しながら、株主還元もさらに充実させる意向である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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