ブリッジ Research Memo(8):2021年12月期は2桁成長の見通し
[21/03/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
ブリッジインターナショナル<7039>の2021年12月期の業績予想については、売上高4,246百万円(前期比16.5%増)、営業利益482百万円(同10.0%増)、経常利益485百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益323百万円(同10.2%増)を見込んでいる。コロナ禍の影響による不透明感が続く一方、企業のインサイドセールスの導入が引き続き進み、DXやCX需要が増えると同社は見ている。
売上面では、従来の主力ビジネス中心の安定成長に加えて、高成長ソリューションの本格的な拡大を見込んでいる。具体的にはアウトソーシング以外の売上高(コンサルティング・システムソリューションサービス)で前期比+50%超の成長を計画しており、構成比も前期の10.7%から13.8%へ到達することになる。前期のサービス別業績部分でインサイドセールスコンサルティングサービスについては、「DX/CXコンサルサービスにおける旺盛な需要はあったものの、案件のクロージングが進まずやや苦戦」と記載したが、こちらに関して弊社はネガティブな印象は持っていない。ClieXitoが手掛けるDX/CXコンサルサービス案件は、全社的なビジネス変革といったより大きな規模の性格を持つことから、ややクロージングに時間を要するのはいたし方ない面もあろう。今期の同社計画からも明らかなとおり、需要の取り込みは問題なく進んでいくと見られ、四半期ごとの進捗に注目しておきたい。
なお、利益面では、大型AIサービス「SAIN」の開発費増加、前期の本社一部オフィス移転費用による減価償却費の増加、積極的な販促活動展開によるマーケティングコスト増加、アウトソーシングサービスの受注キャパシティ増強及びDX/CXコンサルサービスの立ち上がりに向けた採用強化などの複数要因から、成長率は抑制される計画となる。ただし、それらを加味しても、各利益段階において2桁成長の見通しとなっており、非常に好調な印象である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<NB>
ブリッジインターナショナル<7039>の2021年12月期の業績予想については、売上高4,246百万円(前期比16.5%増)、営業利益482百万円(同10.0%増)、経常利益485百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益323百万円(同10.2%増)を見込んでいる。コロナ禍の影響による不透明感が続く一方、企業のインサイドセールスの導入が引き続き進み、DXやCX需要が増えると同社は見ている。
売上面では、従来の主力ビジネス中心の安定成長に加えて、高成長ソリューションの本格的な拡大を見込んでいる。具体的にはアウトソーシング以外の売上高(コンサルティング・システムソリューションサービス)で前期比+50%超の成長を計画しており、構成比も前期の10.7%から13.8%へ到達することになる。前期のサービス別業績部分でインサイドセールスコンサルティングサービスについては、「DX/CXコンサルサービスにおける旺盛な需要はあったものの、案件のクロージングが進まずやや苦戦」と記載したが、こちらに関して弊社はネガティブな印象は持っていない。ClieXitoが手掛けるDX/CXコンサルサービス案件は、全社的なビジネス変革といったより大きな規模の性格を持つことから、ややクロージングに時間を要するのはいたし方ない面もあろう。今期の同社計画からも明らかなとおり、需要の取り込みは問題なく進んでいくと見られ、四半期ごとの進捗に注目しておきたい。
なお、利益面では、大型AIサービス「SAIN」の開発費増加、前期の本社一部オフィス移転費用による減価償却費の増加、積極的な販促活動展開によるマーケティングコスト増加、アウトソーシングサービスの受注キャパシティ増強及びDX/CXコンサルサービスの立ち上がりに向けた採用強化などの複数要因から、成長率は抑制される計画となる。ただし、それらを加味しても、各利益段階において2桁成長の見通しとなっており、非常に好調な印象である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<NB>