エフ・ジェー・ネクスト---21年3月期減収減益も、マンション購入需要は底堅く、22年3月期は増収増益を計画
[21/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
エフ・ジェー・ネクスト<8935>は10日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比14.0%減の729.88億円、営業利益は同29.4%減の73.51億円、経常利益は同29.0%減の73.34億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.0%減の49.83億円となった。
不動産開発事業の売上高は前期比16.9%減の625.88億円、セグメント利益は同35.6%減の58.50億円となった。緊急事態宣言発令下における営業活動の一時自粛等、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて前年を下回る業績で推移したが、新築マンションを中心に販売は堅調であり、業績は概ね計画どおりとなった。以上の結果、新築マンション売上高338.19億円(1,142戸)、中古マンション売上高214.84億円(871戸)、その他収入72.84億円となった。
不動産管理事業の売上高は前期比8.7%増の31.62億円、セグメント利益は同13.4%増の8.98億円となった。自社グループ開発物件の新規管理受託により管理件数が増加し、賃貸管理戸数は17,080戸、建物管理棟数は311棟となった。
建設事業の売上高は前期比12.1%増の62.43億円、セグメント利益は同14.4%増の5.92億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事を中心に受注は堅調に推移し、また工事についても概ね計画どおりに進捗した。
旅館事業の売上高は前期比0.8%減の9.94億円、セグメント損失は0.39億円(前期は0.28億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症の影響を強く受け、厳しい事業環境が続いた。緊急事態宣言下において全旅館臨時休業を余儀なくされ、宣言解除後は「Go Toトラベルキャンペーン」などの需要喚起施策等により夏から秋にかけて持ち直しの傾向がみられたものの、年末以降の感染症再拡大により、全旅館合算の来館者数は前年を下回る結果となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.0%増の810.00億円、営業利益が同8.8%増の80.00億円、経常利益が同9.1%増の80.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.4%増の55.00億円を見込んでいる。
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不動産開発事業の売上高は前期比16.9%減の625.88億円、セグメント利益は同35.6%減の58.50億円となった。緊急事態宣言発令下における営業活動の一時自粛等、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて前年を下回る業績で推移したが、新築マンションを中心に販売は堅調であり、業績は概ね計画どおりとなった。以上の結果、新築マンション売上高338.19億円(1,142戸)、中古マンション売上高214.84億円(871戸)、その他収入72.84億円となった。
不動産管理事業の売上高は前期比8.7%増の31.62億円、セグメント利益は同13.4%増の8.98億円となった。自社グループ開発物件の新規管理受託により管理件数が増加し、賃貸管理戸数は17,080戸、建物管理棟数は311棟となった。
建設事業の売上高は前期比12.1%増の62.43億円、セグメント利益は同14.4%増の5.92億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事を中心に受注は堅調に推移し、また工事についても概ね計画どおりに進捗した。
旅館事業の売上高は前期比0.8%減の9.94億円、セグメント損失は0.39億円(前期は0.28億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症の影響を強く受け、厳しい事業環境が続いた。緊急事態宣言下において全旅館臨時休業を余儀なくされ、宣言解除後は「Go Toトラベルキャンペーン」などの需要喚起施策等により夏から秋にかけて持ち直しの傾向がみられたものの、年末以降の感染症再拡大により、全旅館合算の来館者数は前年を下回る結果となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.0%増の810.00億円、営業利益が同8.8%増の80.00億円、経常利益が同9.1%増の80.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.4%増の55.00億円を見込んでいる。
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