澁澤倉庫---21年3月期減収も、倉庫業務・国際輸送業務及び不動産事業が堅調に推移
[21/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
澁澤倉庫<9304>は11日、2021年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比2.2%減の653.28億円、営業利益が同7.2%減の36.27億円、経常利益が同5.9%減の39.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.3%減の27.50億円となった。
物流事業の営業収益は前期比2.5%減の595.35億円、営業利益は同10.1%減の25.25億円となった。倉庫業務は、日用品などの流通加工業務が好調に推移し、新設拠点の稼働等に伴う飲料や自動車関連部品の保管や荷役の取扱いが増加したことにより、営業収益は同5.9%増の156.75億円となった。港湾運送業務は、コンテナ不足による輸出入貨物の減少や、日用品、化学品の輸出入荷捌業務が減少したことにより、営業収益は同4.8%減の59.54億円となった。陸上運送業務は、日用品、飲料、非鉄金属製品などの輸配送業務、フェリー輸送業務や引越業務が減少したことにより、営業収益は同8.0%減の306.82億円となった。国際輸送業務は、輸出入海上貨物や香港における海外現地法人の取扱いは減少したものの、輸出航空貨物の取扱いが増加したことや航空運賃の高騰により、営業収益は同10.8%増の50.65億円となった。その他の物流業務は、内航海運業務の終了はあったものの、物流施設賃貸業務が増加したことにより、営業収益は同4.1%増の21.57億円となった。
不動産事業の営業収益は前期比1.9%増の59.91億円、営業利益は同1.7%減の29.81億円となった。一部施設の不動産付帯収入が減少したものの、ビル管理業務や賃貸ビルの工事等の取扱いが増加した。営業費用は、LED化などに伴う光熱動力費は減少したものの、ビル管理業務費や工事費が増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比2.6%増の670.00億円、営業利益が同10.3%増の40.00億円、経常利益が同6.9%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の28.00億円を見込んでいる。
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物流事業の営業収益は前期比2.5%減の595.35億円、営業利益は同10.1%減の25.25億円となった。倉庫業務は、日用品などの流通加工業務が好調に推移し、新設拠点の稼働等に伴う飲料や自動車関連部品の保管や荷役の取扱いが増加したことにより、営業収益は同5.9%増の156.75億円となった。港湾運送業務は、コンテナ不足による輸出入貨物の減少や、日用品、化学品の輸出入荷捌業務が減少したことにより、営業収益は同4.8%減の59.54億円となった。陸上運送業務は、日用品、飲料、非鉄金属製品などの輸配送業務、フェリー輸送業務や引越業務が減少したことにより、営業収益は同8.0%減の306.82億円となった。国際輸送業務は、輸出入海上貨物や香港における海外現地法人の取扱いは減少したものの、輸出航空貨物の取扱いが増加したことや航空運賃の高騰により、営業収益は同10.8%増の50.65億円となった。その他の物流業務は、内航海運業務の終了はあったものの、物流施設賃貸業務が増加したことにより、営業収益は同4.1%増の21.57億円となった。
不動産事業の営業収益は前期比1.9%増の59.91億円、営業利益は同1.7%減の29.81億円となった。一部施設の不動産付帯収入が減少したものの、ビル管理業務や賃貸ビルの工事等の取扱いが増加した。営業費用は、LED化などに伴う光熱動力費は減少したものの、ビル管理業務費や工事費が増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比2.6%増の670.00億円、営業利益が同10.3%増の40.00億円、経常利益が同6.9%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の28.00億円を見込んでいる。
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