テノックス---21年3月期減収、次期は「設計提案から施工までの一貫体制強化」「顧客ニーズに応える付加価値創出」に注力
[21/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
テノックス<1905>は11日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.4%減の159.06億円、営業利益が同72.9%減の3.08億円、経常利益が同71.9%減の3.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同77.5%減の1.73億円となった。
建設事業の売上高は前期比14.6%減の153.37億円、セグメント利益は同75.1%減の2.62億円となった。建築工事において民間の物流施設等の杭工事が順調に推移したが、鉄道関連をはじめとする土木の杭工事が端境期となったことに新型コロナウイルス感染症拡大の影響などが重なり減収となった。利益については、売上高の減少や建設需要の先行きの不透明感に伴う競合により工事利益率が低下し減益となった。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響については、受注活動や着工時期の遅れなど少なからず影響を受ける状況にあったが、施工への影響は軽微だった。
土木建築コンサルティング全般等事業の売上高は前期比8.7%減の5.46億円、セグメント利益は同46.7%減の0.41億円となった。主に設計・計算業務に関する収入が減少したことにより、減収減益となった。
その他の事業については、神奈川県川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は前期比7.9%増の0.23億円、セグメント利益は同24.4%減の0.04億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比13.2%増の180.00億円、営業利益は同120.1%増の6.80億円、経常利益は同111.2%増の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同130.8%増の4.00億円を見込んでいる。業績の回復に向け課題として浮かび上がった「設計提案から施工までの一貫体制の強化」と「顧客のニーズに応える付加価値の創出」に精力的に取り組むとしている。
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建設事業の売上高は前期比14.6%減の153.37億円、セグメント利益は同75.1%減の2.62億円となった。建築工事において民間の物流施設等の杭工事が順調に推移したが、鉄道関連をはじめとする土木の杭工事が端境期となったことに新型コロナウイルス感染症拡大の影響などが重なり減収となった。利益については、売上高の減少や建設需要の先行きの不透明感に伴う競合により工事利益率が低下し減益となった。なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響については、受注活動や着工時期の遅れなど少なからず影響を受ける状況にあったが、施工への影響は軽微だった。
土木建築コンサルティング全般等事業の売上高は前期比8.7%減の5.46億円、セグメント利益は同46.7%減の0.41億円となった。主に設計・計算業務に関する収入が減少したことにより、減収減益となった。
その他の事業については、神奈川県川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は前期比7.9%増の0.23億円、セグメント利益は同24.4%減の0.04億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比13.2%増の180.00億円、営業利益は同120.1%増の6.80億円、経常利益は同111.2%増の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同130.8%増の4.00億円を見込んでいる。業績の回復に向け課題として浮かび上がった「設計提案から施工までの一貫体制の強化」と「顧客のニーズに応える付加価値の創出」に精力的に取り組むとしている。
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