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コスモスイニシア Research Memo(1):宿泊事業以外コロナ禍の影響は限定的、今期は回復トレンドへ

注目トピックス 日本株
■要約

1. マンションデベロッパーをベースに広がる事業領域
コスモスイニシア<8844>は、首都圏や近畿圏を地盤とする中堅デベロッパーで、新築マンションや投資用不動産の開発・販売などを行っている。1969年に(株)日本リクルートセンター(現(株)リクルート(リクルートホールディングス<6098>))の子会社として新築マンションの販売事業を開始、現在は大和ハウスグループ(大和ハウス工業<1925>)の一員として成長戦略を推進中である。同社グループは、基幹ブランド「イニシア」シリーズのマンションなどを販売するレジデンシャル事業、投資用不動産販売や不動産賃貸管理などを行うソリューション事業、アパートメントホテルの開発・運営を行う宿泊事業、オフィス内装などの工事事業の4事業を展開している。新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響は、宿泊事業で大きく生じたが、他の事業では限定的だった。

2. 商品・サービスの企画力に強み
主力はレジデンシャル事業とソリューション事業で、レジデンシャル事業では、新築マンション「イニシア」や新築一戸建「イニシアフォーラム(旧:グランフォーラム)」、リノベーションマンション「イニシア&リノベーション(旧:&Renovation)」などのブランドを展開している。10万戸を超えるマンション供給実績を通して培った、新しい商品・サービスを生み出す企画力や、アフターサービスなど「お客様」志向の強い事業展開にさらに磨きをかけている。ソリューション事業では、投資用のマンション「コスモリード」や「コスモグラシア」、オフィスビル「リードシー」や「クロスシー」を販売する投資用不動産等、マンションやオフィスビルなどを転貸する不動産賃貸管理、投資用不動産の仲介や開発コンサルティングなど不動産仲介その他を行っている。デベロッパーのノウハウを生かしたワンストップソリューションに特徴がある。

3. 2021年3月期は投資用不動産の売却などにより期初計画を大きく上回って着地
2021年3月期の業績は、売上高107,257百万円(前期比3.0%減)、営業利益2,376百万円(同60.5%減)となった。減収減益の要因は、コロナ禍による緊急事態宣言の発令や海外からの入国規制などにより、アパートメントホテル「MIMARU」の稼働が低下したため宿泊事業の業績が非常に厳しい状況となったことによる。一方、期初計画に対しては、売上高で2,257百万円、営業利益で2,376百万円の超過達成となった。宿泊事業以外コロナ禍の影響が限定的だったこと、中でも投資用不動産の販売とオフィス内装工事の受注が好調だったことなどが超過要因である。

4. 2022年3月期は業績回復に向けた動きに
2022年3月期の業績見通しについて、売上高115,000百万円(前期比7.2%増)、営業利益3,000百万円(同26.3%増)と業績回復を見込んでいる。宿泊事業においてはコロナ禍による一定の稼働低下が継続することを見込む一方、前期に見合わせていたホテル開発物件の販売を見込んでいる。また、宿泊事業以外の事業セグメントにおける影響は限定的との前提を置いている。中期経営計画2021については、コロナ禍により目標値を引き下げたが、業績回復に向けた動きが見えることから、コロナ禍で変容したライフスタイルなど新たな価値観への対応というテーマを加えた上で、従来の戦略方針を継続する考えである。

■Key Points
・商品・サービスの企画力とサービス品質に強みのある中堅デベロッパー
・前期コロナ禍で宿泊事業が苦戦。今期は業績回復へ向けた動きに
・中長期経営方針はコロナ禍で変容した価値観への対応を付け加え継続へ

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)




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