ハウスコム---1Q増収黒字転換、転居需要回復とM&A寄与
[21/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ハウスコム<3275>は29日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)の連結業績を発表した。営業収益は3,473百万円(前年同期比31.6%増)と第1四半期ベースで過去最高を更新し、営業利益は3百万円(前年同期は261百万円の損失)、経常利益は8百万円(同246百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29百万円(同217百万円の損失)と、各損益は黒字に転換した。
主力の不動産関連事業の業績拡大が寄与した。社会経済活動の持ち直しに連動して転居需要の回復プロセスが進行する中、同事業の中心である仲介件数が前年同期比22.9%増の17,426件となった。仲介件数の増加によって周辺商品販売なども回復の傾向を見せた。また、4月より連結対象となった(株)宅都の業績追加も収益を押し上げた。そのほか、IT活用のマーケティングノウハウの蓄積も来店者の成約比率の向上など生産性改善につながるなど、コロナ禍で打ち出した各施策も奏功した。
なお、第2四半期累計と通期の業績予想については、月毎の変動があることや、7月に東京都を対象に再び緊急事態宣言が発出されたことなどの影響を考慮し、据え置いた。
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主力の不動産関連事業の業績拡大が寄与した。社会経済活動の持ち直しに連動して転居需要の回復プロセスが進行する中、同事業の中心である仲介件数が前年同期比22.9%増の17,426件となった。仲介件数の増加によって周辺商品販売なども回復の傾向を見せた。また、4月より連結対象となった(株)宅都の業績追加も収益を押し上げた。そのほか、IT活用のマーケティングノウハウの蓄積も来店者の成約比率の向上など生産性改善につながるなど、コロナ禍で打ち出した各施策も奏功した。
なお、第2四半期累計と通期の業績予想については、月毎の変動があることや、7月に東京都を対象に再び緊急事態宣言が発出されたことなどの影響を考慮し、据え置いた。
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