澁澤倉庫---1Q増収増益、物流事業が好調に推移
[21/08/10]
提供元:株式会社フィスコ
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澁澤倉庫<9304>は6日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比8.1%増の174.05億円、営業利益が同24.1%増の10.97億円、経常利益が同21.2%増の13.07億円、親会社株主に帰属する四半期期純利益が同6.2%増の8.88億円となった。
物流事業の営業収益は前年同期比9.1%増の159.89億円、営業利益は同44.4%増の8.12億円となった。倉庫業務は、飲料や新規に取扱いを開始した輸入雑貨等の保管、入出庫、流通加工業務が好調に推移し、営業収益は同2.1%増の40.05億円となった。港湾運送業務は、船内荷役業務の取扱いが増加したほか、輸出入荷捌業務が堅調に推移したことにより、営業収益は同4.4%増の15.85億円となった。陸上運送業務は、飲料や非鉄金属製品等の輸配送業務に加え、引越業務やフェリー輸送業務が増加したことにより、営業収益は同5.4%増の79.08億円となった。国際輸送業務は、輸出入航空貨物、香港やベトナムの海外現地法人の取扱いが増加し、海上・航空運賃単価の上昇が寄与したほか、中国の現地法人を連結対象としたことにより、営業収益は同61.4%増の19.24億円となった。その他の物流業務は、中部地区や大阪地区等で前期中に物流施設賃貸業務を開始したことにより、営業収益は同8.2%増の5.66億円となった。
不動産事業の営業収益は前年同期比2.1%減の14.50億円、営業利益は同5.0%減の7.30億円となった。一部賃貸スペースの解約により不動産賃貸収入が減少したほか、改修工事の受注が減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比2.6%増の670.00億円、営業利益が同10.3%増の40.00億円、経常利益が同6.9%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。
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物流事業の営業収益は前年同期比9.1%増の159.89億円、営業利益は同44.4%増の8.12億円となった。倉庫業務は、飲料や新規に取扱いを開始した輸入雑貨等の保管、入出庫、流通加工業務が好調に推移し、営業収益は同2.1%増の40.05億円となった。港湾運送業務は、船内荷役業務の取扱いが増加したほか、輸出入荷捌業務が堅調に推移したことにより、営業収益は同4.4%増の15.85億円となった。陸上運送業務は、飲料や非鉄金属製品等の輸配送業務に加え、引越業務やフェリー輸送業務が増加したことにより、営業収益は同5.4%増の79.08億円となった。国際輸送業務は、輸出入航空貨物、香港やベトナムの海外現地法人の取扱いが増加し、海上・航空運賃単価の上昇が寄与したほか、中国の現地法人を連結対象としたことにより、営業収益は同61.4%増の19.24億円となった。その他の物流業務は、中部地区や大阪地区等で前期中に物流施設賃貸業務を開始したことにより、営業収益は同8.2%増の5.66億円となった。
不動産事業の営業収益は前年同期比2.1%減の14.50億円、営業利益は同5.0%減の7.30億円となった。一部賃貸スペースの解約により不動産賃貸収入が減少したほか、改修工事の受注が減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比2.6%増の670.00億円、営業利益が同10.3%増の40.00億円、経常利益が同6.9%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の28.00億円とする期初計画を据え置いている。
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