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三機工業---1Q増収、環境システム事業の受注高・売上高が順調に増加

注目トピックス 日本株
三機工業<1961>は6日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%増の387.37億円、営業損失が2.78億円(前年同期は1.54億円の損失)、経常損失が0.13億円(同0.66億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.35億円(同0.11億円の利益)となった。

建築設備事業の受注高は前年同期比0.1%減の380.22億円、売上高は同1.2%減の318.20億円、セグメント利益は同90.2%減の0.23億円となった。受注高、売上高は、前年同期と同水準となったが、前年同期の採算性の高い大型工事の売上があった影響により減益となった。

機械システム事業の受注高は前年同期比53.6%増の30.96億円、売上高は同3.1%減の21.92億円、セグメント損失は0.74億円(前年同期は0.55億円の損失)となった。受注高は前年同期を上回ったが、前期からの繰越工事が減少したこと等により減収減益となった。

環境システム事業の受注高は前年同期比103.7%増の143.93億円、売上高は同24.9%増の41.20億円、セグメント損失は5.27億円(前年同期は6.13億円の損失)となった。前年同期と比較して、受注高、売上高ともに増加となった。特に受注高については、大型の廃棄物処理施設を受注した影響等により大幅に増加した。

不動産事業の受注高は前年同期比2.2%増の5.95億円、売上高は同2.2%増の5.95億円、セグメント利益は同20.3%増の2.52億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.2%増の2,000.00億円、営業利益は同26.7%増の95.00億円、経常利益は同22.0%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.6%増の70.00億円とする期初計画を据え置いている。




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