ディア・ライフ---品川区・大田区を主軸に事業展開するアイディを子会社化、総合不動産会社とのシナジー見込む
[21/09/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ディア・ライフ<3245>は21日、アイディの株式を100%取得し子会社化すると発表した。アイディは主に品川区・大田区を中心に、マンション・アパートの土地仕入から設計・施工、販売に加えて請負まで一貫して行う総合不動産会社で、不動産賃貸管理、賃貸・売買仲介事業を行うアイディプロパティを100%子会社として有している。子会社化により、仕入・売却力の強化のほか、施工業務請負や賃貸仲介・管理事業まで幅広く手掛けることでさらなる成長を見込む。
開発・不動産投資事業においては、新宿区・千代田区でドミナント戦略を展開する同社に対して、アイディの主軸は品川区・大田区となっており、ドミナントエリアの拡大により、仕入・売却ネットワークのさらなる深耕を図る。アイディが注力するエリアは、羽田空港までのアクセスに優れていることから、新型コロナウイルス終息後は空港やホテル、物流関係者の需要が強く見込まれるという。また、開発規模においても、同社が10億円程度のマンション開発を手掛ける一方で、アイディは3億円程度のマンションや、アパートの開発を手掛けており、特に狭小地や不整形地、崖等の開発しにくい土地の開発を得意としている。このように、エリアや事業対象規模において棲み分けが可能であることから、仕入情報や開発ノウハウをはじめとしたナレッジの共有により、事業機会の拡大が可能であるとしている。
設計・監理・施工及び請負においては、アイディは開発用地に対して適切なプランニングを行う自社設計部を擁しており、迅速な意思決定を実現しているという。新築アパートの計画においては自社施工まで行っており、施工力の強化に加え、ディア・ライフの信用を活かした営業活動の展開により、さらなる成長が見込まれるとしている。
アイディプロパティが展開している賃貸・売買仲介事業においては、大田区・品川区で個人向け店舗を複数展開しており、地元の不動産オーナーやエンドユーザーとの直接的なつながりを生かして、安定的なストック収益を上げているという。管理受託件数は1,300 戸に上っており、今後増加が予想される同エリア内の賃貸需要や不動産投資需要を取り込むことに加え、同社が保有する物件の管理受託を足掛かりに、既存の事業エリアにとらわれずに管理受託件数を拡大させていくことで、収益基盤のさらなる強化が見込まれるとしている。
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開発・不動産投資事業においては、新宿区・千代田区でドミナント戦略を展開する同社に対して、アイディの主軸は品川区・大田区となっており、ドミナントエリアの拡大により、仕入・売却ネットワークのさらなる深耕を図る。アイディが注力するエリアは、羽田空港までのアクセスに優れていることから、新型コロナウイルス終息後は空港やホテル、物流関係者の需要が強く見込まれるという。また、開発規模においても、同社が10億円程度のマンション開発を手掛ける一方で、アイディは3億円程度のマンションや、アパートの開発を手掛けており、特に狭小地や不整形地、崖等の開発しにくい土地の開発を得意としている。このように、エリアや事業対象規模において棲み分けが可能であることから、仕入情報や開発ノウハウをはじめとしたナレッジの共有により、事業機会の拡大が可能であるとしている。
設計・監理・施工及び請負においては、アイディは開発用地に対して適切なプランニングを行う自社設計部を擁しており、迅速な意思決定を実現しているという。新築アパートの計画においては自社施工まで行っており、施工力の強化に加え、ディア・ライフの信用を活かした営業活動の展開により、さらなる成長が見込まれるとしている。
アイディプロパティが展開している賃貸・売買仲介事業においては、大田区・品川区で個人向け店舗を複数展開しており、地元の不動産オーナーやエンドユーザーとの直接的なつながりを生かして、安定的なストック収益を上げているという。管理受託件数は1,300 戸に上っており、今後増加が予想される同エリア内の賃貸需要や不動産投資需要を取り込むことに加え、同社が保有する物件の管理受託を足掛かりに、既存の事業エリアにとらわれずに管理受託件数を拡大させていくことで、収益基盤のさらなる強化が見込まれるとしている。
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