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新興市場銘柄ダイジェスト:データアプリは年初来高値、シーズメンがストップ安

注目トピックス 日本株
<3848> データアプリ 1983 +248
年初来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の2.10億円から3.80億円(前期実績2.06億円)に上方修正している。サブスクリプションやメンテナンスなどが伸長しているため。また、テクノスジャパン<3666>と業務提携する。データ・アプリケーションのエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」とテクノスジャパンの協調プラットフォーム「CBP」を連携させ、ユーザー企業などのDX化を推進する。

<7564> ワークマン 6510 +240
大幅に反発。22年3月期第2四半期累計(21年4-9月)の営業利益が会社計画(124.25億円)を上回る126.04億円になったと発表している。収益認識に関する会計基準の適用で前年同期比増減率は開示していないが、適用前の前年同期実績は110.73億円だった。着回し可能な「空調ウエア」強化のほか、アウトドアギアやシューズなどを拡充し、客層拡大を図ったことが奏効した。通期予想は前期比7.8%増の266.73億円で据え置いている。

<3083> シーズメン 1708 -500
ストップ安。東証が9日から信用取引に関する規制措置を強化すると発表し、売買を圧迫するとの見方から売りが膨らんでいる。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施している。10月末に600円台で推移していたシーズメン株は11月5日に2540円の年初来高値を記録するなど短期間に急騰しており、規制強化を機に利食い売りが広がっているようだ。

<2987> タスキ 2768 +321
一時ストップ高。22年9月期の営業利益予想を前期比23.1%増の15.40億円と発表している。新築投資用IoTレジデンスの企画開発を推進するとともにSaaS型土地活用シミュレーターの開発など不動産価値流通プラットフォームの提供に努める。年間配当予想は56.00円(前期52.00円)とした。同時に発表した21年9月期の営業利益は116.0%増の12.50億円で着地した。引渡件数が5件増の37件となるなど販売が好調に推移した。

<3936> グローバルW 2326 -159
朝高後、急落。22年3月期の純損益を従来予想の1.23億円の黒字から1.60億円の黒字(前期実績は1.87億円の赤字)に上方修正している。シェアリングビジネス事業でのタイムコイン売却に伴い、暗号資産売却益1.75億円を営業外収益として計上する。今後もタイムコインを売却する予定だが、販売数量や価格が未定のため、今回の業績予想には織り込んでいない。営業損益予想は0.10億円の黒字(同3.62億円の赤字)で変わらず。

<6957> 芝浦電子 7110 +760
上場来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の41.00億円から50.00億円(前期実績31.36億円)に上方修正している。オートモーティブやホームアプライアンスなどが好調に推移し、上半期の営業利益が会社計画(20.50億円)を上回る28.06億円(前年同期実績8.37億円)となったため。併せて期末配当を従来予想の100.00円から130.00円(前期末実績75.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。

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