日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅続落、ファーストリテとテルモの2銘柄で約68円押し下げ
[21/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり13銘柄、値下がり211銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は大幅続落。前週末の米株式市場でNYダウは-2.52%と急落。南アフリカで検出された新型コロナ変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念から売りが広がり、短縮取引で参加者が限られるなか安値を探る展開に。リスク回避の動きから米長期金利は低下したが、ハイテク株も売られ、ナスダック総合指数は-2.23%と大幅下落。ただ、東京市場では前週末に先んじて急落していたことに加え、複数の米製薬会社が変異株に対応した改良ワクチンの早期生産可能性を示唆したことなどから、日経平均は413.66円安で始まった後は下げ渋り、一時はプラス圏に転じる場面も。しかし、後場は一転して売り優勢。午前に上昇していた時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小したほか、岸田政権が30日午前0時から全世界を対象に外国人の入国措置を禁止すると表明したことが伝わり、リスク回避の動きが再び強まると、大引けまでじり安基調で下値模索の展開となった。
大引けの日経平均は前日比467.70円安の28283.92円となった。東証1部の売買高は15億3062万株、売買代金は3兆3942億円だった。セクターでは空運業、陸運業、繊維製品などが下落率上位となった一方、海運業、その他製品の2業種のみが上昇となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約68円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは京成電鉄<9009>で7.61%安、同2位は東急<9005>で7.13%安だった。オミクロン株に関する報道を受けて、電鉄株や航空、旅行関連の銘柄には売りが目立った。
一方、値上がり寄与トップはエムスリー<2413>、同2位は任天堂<7974>となり、2銘柄で日経平均を約21円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップもエムスリーで3.09%高、同2位も任天堂で2.99%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 28283.92(-467.70)
値上がり銘柄数 13(寄与度+30.29)
値下がり銘柄数 211(寄与度-497.99)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2413> エムスリー 6300 189 +15.99
<7974> 任天堂 51340 1490 +5.25
<6857> アドバンテ 9880 70 +4.93
<9064> ヤマトHD 2584 23 +0.81
<6645> オムロン 10890 20 +0.70
<9101> 郵船 7550 180 +0.63
<9104> 商船三井 6640 150 +0.53
<4751> サイバー 2107 18 +0.51
<9107> 川崎船 4945 135 +0.48
<7735> スクリン 11510 20 +0.14
<6504> 富士電機 6020 20 +0.14
<9432> NTT 3168 7 +0.10
<6701> NEC 5130 20 +0.07
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 70500 -1130 -39.83
<4543> テルモ 4804 -203 -28.62
<9984> ソフトバンクG 6208 -128 -27.07
<9433> KDDI 3350 -70 -14.80
<7733> オリンパス 2466 -94 -13.25
<4519> 中外薬 3800 -125 -13.22
<6367> ダイキン 23645 -330 -11.63
<7203> トヨタ 2012 -62.5 -11.01
<4503> アステラス薬 1836.5 -56 -9.87
<6971> 京セラ 6841 -132 -9.30
<6762> TDK 4495 -85 -8.99
<7267> ホンダ 3124 -123 -8.67
<4911> 資生堂 6677 -244 -8.60
<8035> 東エレク 60600 -240 -8.46
<6758> ソニーG 13750 -235 -8.28
<6954> ファナック 22805 -230 -8.11
<4063> 信越化 19030 -230 -8.11
<9735> セコム 7712 -218 -7.68
<6098> リクルートHD 6940 -71 -7.51
<6988> 日東電 8020 -190 -6.70
<FA>
日経平均は大幅続落。前週末の米株式市場でNYダウは-2.52%と急落。南アフリカで検出された新型コロナ変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念から売りが広がり、短縮取引で参加者が限られるなか安値を探る展開に。リスク回避の動きから米長期金利は低下したが、ハイテク株も売られ、ナスダック総合指数は-2.23%と大幅下落。ただ、東京市場では前週末に先んじて急落していたことに加え、複数の米製薬会社が変異株に対応した改良ワクチンの早期生産可能性を示唆したことなどから、日経平均は413.66円安で始まった後は下げ渋り、一時はプラス圏に転じる場面も。しかし、後場は一転して売り優勢。午前に上昇していた時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小したほか、岸田政権が30日午前0時から全世界を対象に外国人の入国措置を禁止すると表明したことが伝わり、リスク回避の動きが再び強まると、大引けまでじり安基調で下値模索の展開となった。
大引けの日経平均は前日比467.70円安の28283.92円となった。東証1部の売買高は15億3062万株、売買代金は3兆3942億円だった。セクターでは空運業、陸運業、繊維製品などが下落率上位となった一方、海運業、その他製品の2業種のみが上昇となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約68円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは京成電鉄<9009>で7.61%安、同2位は東急<9005>で7.13%安だった。オミクロン株に関する報道を受けて、電鉄株や航空、旅行関連の銘柄には売りが目立った。
一方、値上がり寄与トップはエムスリー<2413>、同2位は任天堂<7974>となり、2銘柄で日経平均を約21円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップもエムスリーで3.09%高、同2位も任天堂で2.99%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 28283.92(-467.70)
値上がり銘柄数 13(寄与度+30.29)
値下がり銘柄数 211(寄与度-497.99)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2413> エムスリー 6300 189 +15.99
<7974> 任天堂 51340 1490 +5.25
<6857> アドバンテ 9880 70 +4.93
<9064> ヤマトHD 2584 23 +0.81
<6645> オムロン 10890 20 +0.70
<9101> 郵船 7550 180 +0.63
<9104> 商船三井 6640 150 +0.53
<4751> サイバー 2107 18 +0.51
<9107> 川崎船 4945 135 +0.48
<7735> スクリン 11510 20 +0.14
<6504> 富士電機 6020 20 +0.14
<9432> NTT 3168 7 +0.10
<6701> NEC 5130 20 +0.07
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 70500 -1130 -39.83
<4543> テルモ 4804 -203 -28.62
<9984> ソフトバンクG 6208 -128 -27.07
<9433> KDDI 3350 -70 -14.80
<7733> オリンパス 2466 -94 -13.25
<4519> 中外薬 3800 -125 -13.22
<6367> ダイキン 23645 -330 -11.63
<7203> トヨタ 2012 -62.5 -11.01
<4503> アステラス薬 1836.5 -56 -9.87
<6971> 京セラ 6841 -132 -9.30
<6762> TDK 4495 -85 -8.99
<7267> ホンダ 3124 -123 -8.67
<4911> 資生堂 6677 -244 -8.60
<8035> 東エレク 60600 -240 -8.46
<6758> ソニーG 13750 -235 -8.28
<6954> ファナック 22805 -230 -8.11
<4063> 信越化 19030 -230 -8.11
<9735> セコム 7712 -218 -7.68
<6098> リクルートHD 6940 -71 -7.51
<6988> 日東電 8020 -190 -6.70
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