テンポイノベ Research Memo(6):自己資本比率は実質的に高水準
[21/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■テンポイノベーション<3484>の業績動向
3. 財務状況
財務面で見ると、2022年3月期第2四半期末の資産合計は2021年3月期末比250百万円増の10,678百万円となった。主に、転貸借物件数の増加で差入保証金が増加し、不動産売買事業における物件売却で販売用不動産が減少した。負債合計は同228百万円増の7,695百万円となった。主に預り保証金が増加した。純資産合計は同22百万円増の2,983百万円となった。この結果、自己資本比率は同0.5ポイント低下して27.9%となった。
なお同社の店舗転貸借事業の特性上、賃借人と転貸人の双方に対して計上している差入保証金と預り保証金、及び前払費用と前受収益の割合が高い財務諸表となっている。これを相殺した実質的な自己資本比率は同1.7ポイント上昇して67.8%となった。実質的自己資本比率が高水準であり、財務の健全性に関して特に問題はないだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<EY>
3. 財務状況
財務面で見ると、2022年3月期第2四半期末の資産合計は2021年3月期末比250百万円増の10,678百万円となった。主に、転貸借物件数の増加で差入保証金が増加し、不動産売買事業における物件売却で販売用不動産が減少した。負債合計は同228百万円増の7,695百万円となった。主に預り保証金が増加した。純資産合計は同22百万円増の2,983百万円となった。この結果、自己資本比率は同0.5ポイント低下して27.9%となった。
なお同社の店舗転貸借事業の特性上、賃借人と転貸人の双方に対して計上している差入保証金と預り保証金、及び前払費用と前受収益の割合が高い財務諸表となっている。これを相殺した実質的な自己資本比率は同1.7ポイント上昇して67.8%となった。実質的自己資本比率が高水準であり、財務の健全性に関して特に問題はないだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<EY>