CEHD Research Memo(5):電子カルテシスム「MI・RA・Is / AZ」の販売・保守が好調に推移
[22/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2022年9月期第2四半期累計業績の概要
CEホールディングス<4320>の2022年9月期第2四半期累計業績は、売上高が7,233百万円(前年同期は6,719百万円)、営業利益が616百万円(同647百万円)、経常利益が620百万円(同683百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が335百万円(同382百万円)となった。電子カルテシスム「MI・RA・Is / AZ」の受注高・導入作業が好調に推移したことで、売上・利益面も同様となった。また、受注状況については、受注高6,220百万円(前年同期比4.1%増)、受注残高4,199百万円(前年同期は4,009百万円)となっている。なお、収益認識に関する会計基準等の適用により、2022年9月期第2四半期累計の売上高は50百万円減、売上原価は4百万円減となった。営業利益及び経常利益、税金等調整前四半期純利益はそれぞれ46百万円減となっている。
2. 事業セグメント別動向
1) 医療ソリューション事業
同社グループの大半を占める医療ソリューション事業については、売上高が7,167百万円(前年同期は6,627百万円)、セグメント利益が688百万円(同653百万円)となった。収益認識に関する会計基準等の適用により、売上高は50百万円減少し、セグメント利益は46百万円減少している。なお、受注高は6,209百万円(前年同期比4.7%増)、受注残高は4,192百万円(前年同期末は4,005百万円)だった。
2) その他の事業
その他の事業は、売上高が65百万円(前年同期は92百万円)、セグメント損失が12百万円(同0百万円)だった。その他の事業においては、収益認識に関する会計基準等の適用による売上高及びセグメント利益への影響はない。受注高は10百万円(前年同期比76.2%減)で、受注残高は7百万円(前年同期末は4百万円)だった。
3. 財務状況と経営指標
2022年9月期第2四半期連結会計期間末における流動資産は7,749百万円となり、2021年9月期末対比で645百万円増加した。これは主に仕掛品が468百万円、未収入金が399百万円減少した一方で、現金及び預金が1,119百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(前期末は受取手形及び売掛金)が334百万円増加したことによるものである。固定資産は3,618百万円となり、前期末比1,263百万円増加した。主に有形固定資産が822百万円、無形固定資産が347百万円増加したことによるものである。この結果、総資産は11,368百万円となり、前期末比1,909百万円増加した。
流動負債は3,723百万円となり、前期末から861百万円増加した。主に買掛金が734百万円、1年内返済予定の長期借入金が114百万円増加したことによるものである。固定負債は長期借入金が656百万円増加したことなどで、前期末比734百万円増の1,852百万円となった。負債合計は前期末比1,595百万円増の5,575百万円となった。
純資産は5,792百万円となり、前期末から313百万円増加した。主に利益剰余金が276百万円増加したことによるもので、内訳は、親会社株主に帰属する四半期純利益335百万円、剰余金の配当119百万円、収益認識会計基準等の適用による利益剰余金60百万円の増加となっている。自己資本比率は前期末の53.6%から6.2ポイント低い47.4%となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川勇一郎)
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1. 2022年9月期第2四半期累計業績の概要
CEホールディングス<4320>の2022年9月期第2四半期累計業績は、売上高が7,233百万円(前年同期は6,719百万円)、営業利益が616百万円(同647百万円)、経常利益が620百万円(同683百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が335百万円(同382百万円)となった。電子カルテシスム「MI・RA・Is / AZ」の受注高・導入作業が好調に推移したことで、売上・利益面も同様となった。また、受注状況については、受注高6,220百万円(前年同期比4.1%増)、受注残高4,199百万円(前年同期は4,009百万円)となっている。なお、収益認識に関する会計基準等の適用により、2022年9月期第2四半期累計の売上高は50百万円減、売上原価は4百万円減となった。営業利益及び経常利益、税金等調整前四半期純利益はそれぞれ46百万円減となっている。
2. 事業セグメント別動向
1) 医療ソリューション事業
同社グループの大半を占める医療ソリューション事業については、売上高が7,167百万円(前年同期は6,627百万円)、セグメント利益が688百万円(同653百万円)となった。収益認識に関する会計基準等の適用により、売上高は50百万円減少し、セグメント利益は46百万円減少している。なお、受注高は6,209百万円(前年同期比4.7%増)、受注残高は4,192百万円(前年同期末は4,005百万円)だった。
2) その他の事業
その他の事業は、売上高が65百万円(前年同期は92百万円)、セグメント損失が12百万円(同0百万円)だった。その他の事業においては、収益認識に関する会計基準等の適用による売上高及びセグメント利益への影響はない。受注高は10百万円(前年同期比76.2%減)で、受注残高は7百万円(前年同期末は4百万円)だった。
3. 財務状況と経営指標
2022年9月期第2四半期連結会計期間末における流動資産は7,749百万円となり、2021年9月期末対比で645百万円増加した。これは主に仕掛品が468百万円、未収入金が399百万円減少した一方で、現金及び預金が1,119百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(前期末は受取手形及び売掛金)が334百万円増加したことによるものである。固定資産は3,618百万円となり、前期末比1,263百万円増加した。主に有形固定資産が822百万円、無形固定資産が347百万円増加したことによるものである。この結果、総資産は11,368百万円となり、前期末比1,909百万円増加した。
流動負債は3,723百万円となり、前期末から861百万円増加した。主に買掛金が734百万円、1年内返済予定の長期借入金が114百万円増加したことによるものである。固定負債は長期借入金が656百万円増加したことなどで、前期末比734百万円増の1,852百万円となった。負債合計は前期末比1,595百万円増の5,575百万円となった。
純資産は5,792百万円となり、前期末から313百万円増加した。主に利益剰余金が276百万円増加したことによるもので、内訳は、親会社株主に帰属する四半期純利益335百万円、剰余金の配当119百万円、収益認識会計基準等の適用による利益剰余金60百万円の増加となっている。自己資本比率は前期末の53.6%から6.2ポイント低い47.4%となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川勇一郎)
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