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C&R社 Research Memo(4):ゲーム、Web等のクリエイティブ分野と医療分野で利益の大半を稼ぎ出す

注目トピックス 日本株
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の会社概要

3.事業別・分野別構成比
2023年2月期第2四半期累計の事業別売上構成比は、プロデュース事業が42%と最も高く、次いでエージェンシー事業(派遣)が39%、エージェンシー事業(紹介)が15%、ライツマネジメント事業他が4%となっている。一方、売上総利益の構成比は、エージェンシー事業(紹介)が36%と最も高く、次いでプロデュース事業が34%、エージェンシー事業(派遣)が22%、ライツマネジメント事業他が8%となる。

また、分野別の売上構成比はゲームが26.2%、テレビ・映像が18.0%、Webが17.6%と主力3分野で全体の約6割を占めており、次いで医療が14.2%、韓国事業が7.9%、会計が4.2%、電子書籍・版権が2.1%となっている。一方、分野別の営業利益構成比では、医療が45.0%、ゲームが32.0%、Webが14.9%、電子書籍・版権が9.3%、テレビ・映像が9.2%と続き、先行投資段階である新規エージェンシー事業等の損失をカバーする格好となっている。なお、医療分野については例年、春に医師の異動が多いことや、医学生・研修医向けに開催される「レジナビFair」も第2四半期までに多く開催されることから、上期に年間利益の大半を稼ぎ出す収益構造となっており、通期での利益構成比は直近3期間の平均で見ると30%程度となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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