C&R社 Research Memo(12):2024年2月期に売上高470億円、営業利益45億円を目指す
[22/11/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中長期の成長戦略
1. 中期経営計画の進捗状況
クリーク・アンド・リバー社<4763>はプロフェッショナル分野という定義で、テレビ・映像、ゲーム、Web、医療、会計、法曹等多くの分野で事業を展開し成長を続けているが、今後は既存事業領域の深掘りに加えて周辺領域への展開や付加価値の高い新規サービスを創出・育成していくことでさらなる成長を目指している。2022年2月期からスタートした3カ年の中期経営計画では、「プロフェッショナルとともに事業を創造することにより豊かな社会を創る」ことをテーマとし、プロフェッショナルが世界中で活躍できる環境の構築と、プロフェッショナルのアイデアをプロデュースして激変する社会に向けて新規事業の創出に取り組んでいく方針を打ち出した。
基本戦略として、プロフェッショナル分野のさらなる拡大、新規サービスの創出、経営人材の創出、コーポレート・ガバナンス強化の4点を重点施策として掲げ、その取り組みを推進している。既存・新規含めたプロフェッショナル分野における人材ネットワークをさらに拡充し、エージェンシー事業とプロデュース事業の持続的な売上成長に取り組むと同時に、電子書籍やXR、AI関連といった付加価値の高い事業を育成していくことで収益性の向上を図る戦略となっている。
3カ年計画のちょうど折り返し地点を迎えたところだが、一部子会社の業績改善や新規事業の育成などでやや遅れが生じている部分もあるが、主力のプロフェッショナル分野については順調に拡大しており、全体業績については概ね順調に進捗しているものと判断される。2024年2月期の業績目標として売上高470億円、営業利益45億円を掲げているが、十分に射程圏内にあると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SI>
1. 中期経営計画の進捗状況
クリーク・アンド・リバー社<4763>はプロフェッショナル分野という定義で、テレビ・映像、ゲーム、Web、医療、会計、法曹等多くの分野で事業を展開し成長を続けているが、今後は既存事業領域の深掘りに加えて周辺領域への展開や付加価値の高い新規サービスを創出・育成していくことでさらなる成長を目指している。2022年2月期からスタートした3カ年の中期経営計画では、「プロフェッショナルとともに事業を創造することにより豊かな社会を創る」ことをテーマとし、プロフェッショナルが世界中で活躍できる環境の構築と、プロフェッショナルのアイデアをプロデュースして激変する社会に向けて新規事業の創出に取り組んでいく方針を打ち出した。
基本戦略として、プロフェッショナル分野のさらなる拡大、新規サービスの創出、経営人材の創出、コーポレート・ガバナンス強化の4点を重点施策として掲げ、その取り組みを推進している。既存・新規含めたプロフェッショナル分野における人材ネットワークをさらに拡充し、エージェンシー事業とプロデュース事業の持続的な売上成長に取り組むと同時に、電子書籍やXR、AI関連といった付加価値の高い事業を育成していくことで収益性の向上を図る戦略となっている。
3カ年計画のちょうど折り返し地点を迎えたところだが、一部子会社の業績改善や新規事業の育成などでやや遅れが生じている部分もあるが、主力のプロフェッショナル分野については順調に拡大しており、全体業績については概ね順調に進捗しているものと判断される。2024年2月期の業績目標として売上高470億円、営業利益45億円を掲げているが、十分に射程圏内にあると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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