PBシステムズ---23年9月期はコスト増吸収し2桁の増収増益、5期連続の最高益更新へ
[22/11/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
PBシステムズ<4447>は10日の大引け後、2022年9月期決算を発表した。売上高は2,503百万円、営業利益は270百万円、経常利益は262百万円、当期純利益は183百万円と期初計画を全項目で上回って着地した(※2022年9月期の期首より新基準(「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日))を適用しているため前期比較はなし)。会計基準の影響があるものの、前期との単純比較では営業利益ベースで17.1%増となっている。
セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業は、関東圏の大手SaaS事業者向けクラウド基盤関連の販売や自治体や教育機関などの公共分野や関東圏の中堅企業向けレジリエンスソリューション販売が堅調に推移した結果、売上高は2,451百万円、セグメント利益は284百万円で着地。前期との単純比較では売上高が13.9 %増、利益は1.9 %増となった。エモーショナルシステム事業においては、売上高は51百万円、セグメント損失は14百万円で着地。4DOHを活用したイベント運営サービスの販売を積極的に推進し、セグメントの赤字幅も縮小した(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。なお、全社受注残高については908百万円。こちらも前期との単純比較では約2倍の好調な積み上がりだ。
2023年9月期の業績予想については、売上高が前期比11.1%増の2,780百万円、営業利益が同11.0%増の300百万円、経常利益が同12.4%増の295百万円、当期純利益が同11.6%増の205百万円の計画だ。東証への上場をきっかけに、人財を拡充して成長に向けた体制を構築するなかで費用が増加するものの、それらを吸収して2桁の増収増益、5期連続の最高益更新を目指す。
セキュアクラウドシステム事業については、エンジニアとセールスエンジニアを増員することを目指す他、関東圏のパートナー拡充や高付加価値化戦略を推進する。また、経済活動が正常化に向かうことが見込まれる中、エモーショナルシステム事業では固定費を引き続き抑制しつつ、メタバース分野への応用を前提とした4DOHの技術開発及び製造販売と4DOHを活用したイベント運営サービスの事業の推進により、黒字転換を図っていく。また、メタバース関連のさらなる協業先開拓にも引き続き積極的に取り組む方針である。
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セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業は、関東圏の大手SaaS事業者向けクラウド基盤関連の販売や自治体や教育機関などの公共分野や関東圏の中堅企業向けレジリエンスソリューション販売が堅調に推移した結果、売上高は2,451百万円、セグメント利益は284百万円で着地。前期との単純比較では売上高が13.9 %増、利益は1.9 %増となった。エモーショナルシステム事業においては、売上高は51百万円、セグメント損失は14百万円で着地。4DOHを活用したイベント運営サービスの販売を積極的に推進し、セグメントの赤字幅も縮小した(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。なお、全社受注残高については908百万円。こちらも前期との単純比較では約2倍の好調な積み上がりだ。
2023年9月期の業績予想については、売上高が前期比11.1%増の2,780百万円、営業利益が同11.0%増の300百万円、経常利益が同12.4%増の295百万円、当期純利益が同11.6%増の205百万円の計画だ。東証への上場をきっかけに、人財を拡充して成長に向けた体制を構築するなかで費用が増加するものの、それらを吸収して2桁の増収増益、5期連続の最高益更新を目指す。
セキュアクラウドシステム事業については、エンジニアとセールスエンジニアを増員することを目指す他、関東圏のパートナー拡充や高付加価値化戦略を推進する。また、経済活動が正常化に向かうことが見込まれる中、エモーショナルシステム事業では固定費を引き続き抑制しつつ、メタバース分野への応用を前提とした4DOHの技術開発及び製造販売と4DOHを活用したイベント運営サービスの事業の推進により、黒字転換を図っていく。また、メタバース関連のさらなる協業先開拓にも引き続き積極的に取り組む方針である。
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