エレマテック Research Memo(11):新中期経営戦略「エレマテック・プロプラス」を発表(3)
[23/06/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:31JST エレマテック Research Memo(11):新中期経営戦略「エレマテック・プロプラス」を発表(3)
■中長期の成長戦略
4. サステナビリティと人的資本への取り組み
エレマテック<2715>では、サステナビリティ対しても積極的に取り組んでおり、「安心安全な社会の実現」「環境負荷の低減と循環型社会の実現」「人的資本への取り組み」を重要課題と位置付けている。
(1) 「安心安全な社会の実現」
重点施策としては、「交通事故のない社会の実現」と「適切な医療環境の整備」を掲げている。
1) 交通事故のない社会の実現
具体的な施策としては、自動運転や運転支援製品等の進化への貢献やインフラにおけるセンシング技術等の進化に貢献する方針で、関連商材(交通事故のない社会につながる商材)の売上高目標を310億円(2022年3月期)⇒325億円(2026年3月期)としている。
2) 適切な医療環境の整備
具体的な施策としては、医療診断、医療機器検査装置の進化へ貢献し、予防や在宅医療を含め人々のQOLを向上させる方針で、関連商材(医療機器関連商材)の売上高目標を 84億円(2022年3月期)⇒122億円(2026年3月期)としている。
(2)「環境負荷の低減と循環型社会の実現」
重点施策としては、「環境に配慮した部材の納入」「品質、環境マネジメントシステムの実践」「リサイクル活動の推進」「クリーンエネルギー関連の部材の納入」を掲げている。
エネルギー関連の具体的な施策としては、脱炭素社会の実現に貢献するほか、クリーンエネルギー普及に向けた取り組みを推進する方針で、関連商材(クリーンエネルギー関連商材)の売上高目標を 37億円(2022年3月期)⇒88億円(2026年3月期)としている。
リサイクル関連の具体的な施策としては、リワーク、リサイクルビジネスの展開のほか環境に配慮した部材(梱包材に新冷媒等)の納入増加を目指す方針で、関連商材(環境配慮商材)の売上高目標を27億円(2022年3月期)⇒55億円(2026年3月期)としている。
(3) 人的資本への取り組み
主に以下の3つの重要施策を推進する。
1) 社員研修の充実化
研修内容の拡充、充実化を進める。(階層別研修の強化に加え、投融資、事業戦略立案等個別研修の実施)
2) ダイバーシティの推進
女性総合職比率や男性育休取得率などの向上施策実施 (柔軟性のある制度設計等、働き方改革の促進)
3) 従業員エンゲージメントの向上
サーベイを活用した効果的なエンゲージメント向上施策の実施に加え、タウンホールミーティング、社員の健康支援等を行う
(3) 目指す姿
新中期経営戦略において、将来「同社が目指す姿」を下記のように定めている。
取引先にとって:変化するニーズに応えられる総合力を持ったパートーナー
従業員にとって:個々がやりがいを持って自己実現できる会社
世の中/地球/世界にとって:持続可能な社会の実現に貢献し、人々の暮らしを豊かにする企業
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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■中長期の成長戦略
4. サステナビリティと人的資本への取り組み
エレマテック<2715>では、サステナビリティ対しても積極的に取り組んでおり、「安心安全な社会の実現」「環境負荷の低減と循環型社会の実現」「人的資本への取り組み」を重要課題と位置付けている。
(1) 「安心安全な社会の実現」
重点施策としては、「交通事故のない社会の実現」と「適切な医療環境の整備」を掲げている。
1) 交通事故のない社会の実現
具体的な施策としては、自動運転や運転支援製品等の進化への貢献やインフラにおけるセンシング技術等の進化に貢献する方針で、関連商材(交通事故のない社会につながる商材)の売上高目標を310億円(2022年3月期)⇒325億円(2026年3月期)としている。
2) 適切な医療環境の整備
具体的な施策としては、医療診断、医療機器検査装置の進化へ貢献し、予防や在宅医療を含め人々のQOLを向上させる方針で、関連商材(医療機器関連商材)の売上高目標を 84億円(2022年3月期)⇒122億円(2026年3月期)としている。
(2)「環境負荷の低減と循環型社会の実現」
重点施策としては、「環境に配慮した部材の納入」「品質、環境マネジメントシステムの実践」「リサイクル活動の推進」「クリーンエネルギー関連の部材の納入」を掲げている。
エネルギー関連の具体的な施策としては、脱炭素社会の実現に貢献するほか、クリーンエネルギー普及に向けた取り組みを推進する方針で、関連商材(クリーンエネルギー関連商材)の売上高目標を 37億円(2022年3月期)⇒88億円(2026年3月期)としている。
リサイクル関連の具体的な施策としては、リワーク、リサイクルビジネスの展開のほか環境に配慮した部材(梱包材に新冷媒等)の納入増加を目指す方針で、関連商材(環境配慮商材)の売上高目標を27億円(2022年3月期)⇒55億円(2026年3月期)としている。
(3) 人的資本への取り組み
主に以下の3つの重要施策を推進する。
1) 社員研修の充実化
研修内容の拡充、充実化を進める。(階層別研修の強化に加え、投融資、事業戦略立案等個別研修の実施)
2) ダイバーシティの推進
女性総合職比率や男性育休取得率などの向上施策実施 (柔軟性のある制度設計等、働き方改革の促進)
3) 従業員エンゲージメントの向上
サーベイを活用した効果的なエンゲージメント向上施策の実施に加え、タウンホールミーティング、社員の健康支援等を行う
(3) 目指す姿
新中期経営戦略において、将来「同社が目指す姿」を下記のように定めている。
取引先にとって:変化するニーズに応えられる総合力を持ったパートーナー
従業員にとって:個々がやりがいを持って自己実現できる会社
世の中/地球/世界にとって:持続可能な社会の実現に貢献し、人々の暮らしを豊かにする企業
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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