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ティーケーピー---ノバレーゼと資本業務提 株式を33%取得し、持分法適用関連会社化へ

注目トピックス 日本株
*10:04JST ティーケーピー---ノバレーゼと資本業務提 株式を33%取得し、持分法適用関連会社化へ
ティーケーピー<3479>は21日、2024 年6月 21 日開催の取締役会において、ノバレーゼ<9160>との間で、ノバレーゼを同社の持分法適用会社とすることを含む資本業務提携契約を締結することおよび2024年6月24日付で、ノバレーゼの発行済株式の一部を取得することを決議したと発表した。また、本株式取得は、議決権ベースで5%以上の取得となり、金融商品取引法第167条第1項および同法施行令第31条に規定する「公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為」に該当する。

同社は資本業務提携契約の理由として、同社が創業以来、遊休不動産を活用して空間を再生し、付加価値を加えた総合的な空間サービスを提供する、空間再生流通事業を展開していることを挙げている。全国に約240施設の貸会議室や宿泊研修施設を展開し、国内大手企業を中心とした年間利用顧客数約3万社の顧客基盤を有している。「持たざる経営」「強固な事業基盤」「サービスの汎用性」「ブランド力」を事業戦略の強みに、DX戦略や空間サービスコンテンツの拡充などにより既存事業のさらなる強化を図りながら、「再生」をテーマに新規事業を推進し、企業価値の最大化を目指している。
一方、ノバレーゼは、「Rock your life 世の中に元気を与え続ける会社でありたい」という企業理念に基づき、利便性の高い地方都市部を中心に「上質かつシンプル・モダンなテイスト」を実現する婚礼施設を展開している。さらにブライダル事業に付随するドレスや引出物などを内製化することによって、顧客満足度の向上と収益拡大を図っている。ノバレーゼは、継続的安定的な収益の確保を目的とした企業経営を行うため、新規出店に係る設備投資と多店舗化による経営効率の改善の両面についてバランスを保ちながら収益の拡大を図る「拡大均衡政策」をとっている。地域特性にあわせた個性ある挙式・披露宴会場の出店、多店舗展開によるスケールメリットを活用した効率的経営、人材育成を通じて挙式・披露宴におけるサービスの維持・向上を目指している。 同社とノバレーゼはともに、「積極的な出店戦略」「M&Aによる周辺事業の取り込み」「インバウンド需要の獲得」「地方創生」を経営戦略の柱として、「繁忙日・閑散日の差」「経営効率性の改善」を課題として掲げている。同社は、両者の経営戦略において一致した強みの部分を連携・協調し、両者において不足している部分を相互補完し合うことで、相互の企業価値向上に資する取り組みを行うことができるとしている。 そうしたことから、同社はノバレーゼと資本業務提携契約を行い、ノバレーゼを持分法適用関連会社とすることで、シナジー効果を見込めると考えており、今後こうした協議を開始する予定である。 同社は今後も、企業価値向上を目的とした事業拡大および最適化に向け、M&Aを有効手段のひとつとして活用していくとしている。

同社によるノバレーゼの株式取得は、ノバレーゼの株主であるポラリス第三号投資事業有限責任組合からノバレーゼの普通株式6,203,418株(所有割合(注)24.81%)、Tiara CG Private Equity Fund 2013, L.P.からノバレーゼの普通株式2,046,582株(所有割合8.19%)を譲り受けるものである。これにより、同社はノバレーゼの普通株式 8,250,000 株(所有割合33.00%)を保有する見込みであり、ノバレーゼは当社の持分法適用会社となる。
(注)所有割合とは、ノバレーゼの2023年12月31日現在の発行済株式総数(25,000,000株)に占める割合(小数点以下第三位を四捨五入)である。



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