(香港)新世界中国地産が非公開化計画を受けて急騰、TOB価格にサヤ寄せ
[14/03/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
新世界中国地産(00917/HK)が急騰。親会社の新世界発展(00017/HK)による非公開化計画の発表が買い材料視されているもようだ。
両社の発表(14日付)によれば、新世界発展はTOB(株式公開買い付け)を通じ、新世界中国地産を非公開化する。TOB価格は1株当たり6.8HKドルで、新世界中国地産の直近終値に対して32.3%のプレミアム水準。買収価格は最高で186億300万HKドル(約2430億円)となる見通しだ。
一方の新世界発展は大きく下落。併せて、株主割当増資の実施を発表したことが希薄化懸念につながっているもようだ。同社は3株当たり1株の割合で新株を割り当て、最大139億9000万HKドルを調達する。1株当たりの割当価格は6.2HKドルで、直近終値に対して36.3%のディスカウント水準となっている。
増資による調達資金は、非公開化計画に投入する。非公開化が成立しなかった場合には、不動産開発資金に充当する方針。
日本時間午前10時53分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■新世界中国地産(00917/HK):6.62HKドル(前日比28.79%高)
■新世界発展(00017/HK):8.58HKドル(10.81%安)
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両社の発表(14日付)によれば、新世界発展はTOB(株式公開買い付け)を通じ、新世界中国地産を非公開化する。TOB価格は1株当たり6.8HKドルで、新世界中国地産の直近終値に対して32.3%のプレミアム水準。買収価格は最高で186億300万HKドル(約2430億円)となる見通しだ。
一方の新世界発展は大きく下落。併せて、株主割当増資の実施を発表したことが希薄化懸念につながっているもようだ。同社は3株当たり1株の割合で新株を割り当て、最大139億9000万HKドルを調達する。1株当たりの割当価格は6.2HKドルで、直近終値に対して36.3%のディスカウント水準となっている。
増資による調達資金は、非公開化計画に投入する。非公開化が成立しなかった場合には、不動産開発資金に充当する方針。
日本時間午前10時53分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■新世界中国地産(00917/HK):6.62HKドル(前日比28.79%高)
■新世界発展(00017/HK):8.58HKドル(10.81%安)
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