(中国)デフォルトの不動産デベロッパーを救済とのうわさ、人民銀が否定
[14/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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浙江省の不動産デベロッパー、浙江興潤置業投資がデフォルトに陥ったと報じられている。18日には、中国人民銀行(中央銀行)が同社の救済を巡り、債権行と緊急会議を開いたとも伝わった。その後、人民銀行はこの報道を否定しており、不動産市場の不透明感はくすぶる。地方都市を中心に物件の値下げ販売が相次いでおり、市況悪化によるデベロッパーの資金繰り悪化が懸念されている。
興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより経営が悪化したとみられている。負債額は35億元(約570億円)。債権銀行には大手15行が含まれ、中でも中国建設銀行(601939/CH)の債権額は12億元に上るとされている。
太陽電池メーカー、上海超日太陽能科技(002506/CH)の債券デフォルトが明らかとなったばかりでもあり、人民銀行は市場への影響を考慮して18日に緊急会議を開いたと外電では伝えている。ただ、人民銀行はこの報道を即座に否定。そうした会議には参加していないほか、興潤置業のリスク処理にも関与しないと強調した。
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興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより経営が悪化したとみられている。負債額は35億元(約570億円)。債権銀行には大手15行が含まれ、中でも中国建設銀行(601939/CH)の債権額は12億元に上るとされている。
太陽電池メーカー、上海超日太陽能科技(002506/CH)の債券デフォルトが明らかとなったばかりでもあり、人民銀行は市場への影響を考慮して18日に緊急会議を開いたと外電では伝えている。ただ、人民銀行はこの報道を即座に否定。そうした会議には参加していないほか、興潤置業のリスク処理にも関与しないと強調した。
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