(中国)不動産の次は鉄鋼、山西省の海キン鋼鉄がデフォルトに
[14/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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山西省の鉄鋼メーカー、海キン鋼鉄がデフォルトに陥ったもようだ。地元メディアが18日、業界関係者の話として伝えた。先週に返済期限を迎えた約30億元(約495億円)の負債が支払い不可能になっており、従業員の給与未払いが続いているほか、複数の高炉が生産を停止しているという。
海キン鋼鉄は、省内の民営鉄鋼会社としては最大の規模を誇る。ただ、過剰生産などを背景とした業況の悪化に加えて、2代目社長の「投資癖」や経営手腕の欠如などが、資金繰り悪化につながったようだ。ただ、すでに現地政府が介入し、11日には調査チームが派遣されたとも報じられている。
中国では先ごろ、浙江省の不動産デベロッパー、浙江興潤置業投資がデフォルトに陥ったと報じられたばかり。興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより、経営が悪化したとみられている。
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海キン鋼鉄は、省内の民営鉄鋼会社としては最大の規模を誇る。ただ、過剰生産などを背景とした業況の悪化に加えて、2代目社長の「投資癖」や経営手腕の欠如などが、資金繰り悪化につながったようだ。ただ、すでに現地政府が介入し、11日には調査チームが派遣されたとも報じられている。
中国では先ごろ、浙江省の不動産デベロッパー、浙江興潤置業投資がデフォルトに陥ったと報じられたばかり。興潤置業は、地価の急落や不動産引き締めの低迷などにより、経営が悪化したとみられている。
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