米国株式相場 下落、冴えない経済指標やハイテク大手決算控え警戒感
[14/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は12.72ドル安の16501.65、ナスダックは34.49ポイント安の4126.97で取引を終了した。4月製造業PMI指数や3月新築住宅販売が相次いで予想を下回ったことで売りが先行。ハイテク大手決算を引け後に控えて警戒感も強く、終日上値の重い展開となった。セクター別では、銀行やエネルギーが上昇する一方で電気通信サービスやソフトウェア・サービスが下落した。
航空会社のデルタ航空(DAL)や飲料品のドクター・ペッパー・スナップル(DPS)、バイオのギリアド・サイエンシズ(GILD)などが予想を上回る決算を発表して上昇。一方で冴えない新築住宅販売を受けて住宅メーカーのDRホートン(DHI)やKBホーム(KBH)が軟調推移となった。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は競合のアマゾン(AMZN)がケーブルTV局のHBOと動画配信契約を結んだことが嫌気されて下落。通信のAT&T(T)は予想を上回ったものの、前年同期比で減益となる決算を発表して軟調推移となった。
マーケット終了後に交流サイトのフェイスブック(FB)が発表した決算は予想を上回り時間外取引で上昇。携帯端末のアップル(AAPL)も予想を上回る好決算と同時に、自社株買いの拡大や1対7の株式分割を発表している。
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