(中国)上海・香港の株式相互取引、両証取が「10月開始」に向け準備急ぐ
[14/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
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上海と香港の両証券取引所は株式相互取引の開始に向け、準備を急いでいるもようだ。地元メディアの報道によると、上海証取は各証券会社に対し、今月末までに関連業務の申請を行うよう求めたもよう。また、香港証取は早ければ9月にもシステムテストを行う予定。両証取は10月の取引開始を目指しているという。
同スキームが実施されれば、上海、香港の両市場にとっては、新たな資金の流入につながると期待されている。規定によれば、上海への投資枠は1日当たり130億元(約2100億円)、香港への投資枠は同105億元に設定されている。
ただ、導入の初期段階においては、投資可能な銘柄が一部の大型株に限定される。また、両取引所における取引コストの違い(印紙税や配当税など)もあり、同スキームの浸透については、疑問符を付ける向きもある。
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同スキームが実施されれば、上海、香港の両市場にとっては、新たな資金の流入につながると期待されている。規定によれば、上海への投資枠は1日当たり130億元(約2100億円)、香港への投資枠は同105億元に設定されている。
ただ、導入の初期段階においては、投資可能な銘柄が一部の大型株に限定される。また、両取引所における取引コストの違い(印紙税や配当税など)もあり、同スキームの浸透については、疑問符を付ける向きもある。
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