(中国)人民元相場が1カ月ぶり安値水準、JPMは通年での元安を予想
[14/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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28日の上海外国為替市場では、人民元の対米ドル相場が下落。一時1米ドル=6.2639元まで下げ、4月30日に付けた安値に近づいた。中国経済の先行き懸念が人民元相場の下落につながっているもようだ。
JPモルガン・チェース(JPM)のエコノミストは、足元の人民元相場について、景気の先行き不安に加えて、中国人民銀行(中央銀行)の政策スタンスが市場参加者のテクニカルな持ち高調整につながっていると指摘。人民銀はホットマネーの流入を防ぐため、人民元相場を上下双方向に変動させる方針をとっている。
その上でJPMでは、今年末時点での人民元相場の予想値を1米ドル=6.05元から6.15元へと元安方向に下方修正した。これは昨年末の6.0539元に比べて、1.56%の元安水準となる。ただ、現在のレートとの比較では、2%弱の元高水準となる。
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JPモルガン・チェース(JPM)のエコノミストは、足元の人民元相場について、景気の先行き不安に加えて、中国人民銀行(中央銀行)の政策スタンスが市場参加者のテクニカルな持ち高調整につながっていると指摘。人民銀はホットマネーの流入を防ぐため、人民元相場を上下双方向に変動させる方針をとっている。
その上でJPMでは、今年末時点での人民元相場の予想値を1米ドル=6.05元から6.15元へと元安方向に下方修正した。これは昨年末の6.0539元に比べて、1.56%の元安水準となる。ただ、現在のレートとの比較では、2%弱の元高水準となる。
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