米国株式相場 上昇、雇用統計を好感し連日の高値更新
[14/06/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は88.17ドル高の16924.28、ナスダックは25.17ポイント高の4321.40で取引を終了した。5月雇用統計で非農業部門雇用者数が21万7千人増、失業率6.3%とほぼ予想に一致する内容となったことが好感され買いが先行。ECB理事会や雇用統計のイベントが通過したことで投資家に安心感が広がり、S&P500変動率指数も2007年2月以来の低水準となるなど、終日堅調推移となった。S&P500指数とダウ平均は連日の高値更新。セクター別では、自動車・自動車部品や各種金融が上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は、監査で2011年以降の会計に誤りが見つかり、財務諸表を訂正する必要があることを明らかにして下落。一方でオンライン証券のイートレード・フィナンシャル(ETFC)は野村證券が強気の見通しを示し上昇。英携帯通信大手のボーダフォン(VOD)は、各国の政府機関に通信記録にアクセスできる配慮をしていたことを明らかにしたが、堅調推移となった。
本日引け後に携帯端末メーカーのアップル(AAPL)の株式分割が実施される。分割後の株価は本日の終値から換算すると約92ドルとなり、節目の100ドルが2012年に記録した過去最高値である分割前の700ドルに相当する
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