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【ブラジル】ボベスパ指数　53157.30　-0.65％
27日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比349.45ポイント安（-0.65％）の53157.30で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは16、値下がり54、変わらず1と売りが優勢。セクター別では、消費財が買われた半面、通信や素材が安い。

朝方は底堅い展開を示したが、その後は下げ幅を急速に拡大させた。通貨レアル高の進行が鉄鋼大手メタルルジカ・ゲルダウ（GOAU4）や製紙大手フィブリア・セルロース（FIBR3）など輸出銘柄の圧迫材料。レアルはこの週に米ドルに対して計1.67％上昇した。

【ロシア】MICEX指数　1477.32　+0.28％
27日のロシア市場は3日ぶりに小反発。主要指標のMICEX指数は前日比4.14ポイント高（+0.28％）の1477.32で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは30、値下がり19、変わらず1と買いが優勢となった。

前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。天然ガス最大手ガスプロム（GAZP）や スルグトネフテガス（SNGS）など大型銘柄の上昇が指数をサポート。両社の権利確定日はそれぞれ7月16日、15日となるため、配当狙いの買いが広がった。なお、MICEXに占める両社のウエートは19％に上っている。

【インド】SENSEX指数　25099.92　+0.15％
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに小反発。中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後はプラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、NY原油先物が26日に反落したことがインフレ加速懸念をやや後退させた。また、インフラ整備事業が相次いで承認されたことも好感された。一方、インド準備銀行（中央銀行、RBI）がシャドーバンキングの監督を強化する必要があると発言したことが警戒された。

【中国本土】上海総合指数　2036.51　-0.11％
27日の上海総合指数は反落。総じて軟調に推移。前日の上昇を受けた利益確定売りが先行したほか、新規株式公開（IPO）再開の第1陣として昨日上場した3社の好調を受け、値動きの軽い中小型株へと資金がシフト。代わりに、銀行や保険など大型金融株が売られ、相場の足かせとなった。ただ、後場にはプラス圏に浮上する場面も。一部都市での住宅購入制限の緩和報道を受け、不動産株などに買い戻しが入った。



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