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【ブラジル】ボベスパ指数　53874.58　+1.59％
3日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比845.80ポイント高（+1.59％）の53874.58で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは59、値下がり9、変わらず3と買いが優勢。通信を除くすべてのセクターが上昇し、中でも素材や石油・ガスに買いが集中した。

朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。好調な米雇用統計が支援材料となり、鉄鉱石ヴァーレ（VALE3）、ナショナル製鉄（CSNA3）など資源輸出大手に買いが集中。6月の米雇用統計で失業率が約6年ぶりの低水準に改善した。

【ロシア】MICEX指数　1514.47　+0.01％
3日のロシア市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比0.41ポイント高（+0.01％）の1514.47で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは30、値下がり20と買いが優勢となった。

終始こう着感の強い展開を示し、終盤に上げ幅を縮小させた。通年の成長率が1-3月期の0.9％から0.5％まで鈍化するとの予測が指数の足かせに。ウクライナ・クリミア半島のロシア編入に伴う欧米制裁の実施が低迷するロシア経済を一段と悪化させるとの見方が優勢になっている。

【インド】SENSEX指数　25823.75　-0.07％
3日のインドSENSEX指数は小反落。ムンバイ証券取引所はこの日、システム障害で取引を3時間停止。取引再開後は、前日に過去最高値を更新した後とあり、利益確定売りが優勢となった。一方、NY原油先物が続落したことや、モンスーン（雨期）が南西部で順調に進行しているとの報告がインフレ加速懸念を後退させた。また、政府が食料品価格の安定策を打ち出したことも支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数　2063.23　+0.19％
3日の上海総合指数は4営業日続伸。売り優勢で始まったものの、前場中盤には切り返した。前日まで3連騰した後とあり、朝方は利益確定売りが先行。また、寄り付き前に発表された中国の6月非製造業購買担当者景気指数（PMI）が前月から低下したことも投資家心理に影響した。ただ、銀行融資が6月に増加したとの報道や済南市での住宅購入制限の緩和観測を受け、徐々に買い戻しが拡大。また、大連地場銘柄などのテーマ株が物色されて相場を押し上げた。



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