(中国)上海総合が安寄り後に切り返す、周氏失脚で国有企業改革加速との見方も
[14/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
30日の中国本土市場では上海総合指数が安く寄り付いたものの、すぐにプラス圏に浮上。日本時間午前10時48分現在、前日比0.27%(5.86ポイント)高の2189.06で推移している。景気見通しの改善が引き続き支援材料。銀行株や証券株が買われ、指数の上昇を主導している。
また、当局が前党政治局常務委員の周永康氏を「重大な規律違反」の疑いで調査していることについて、「国内経済にとってはプラス」との声も聞かれる。海通証券では、国有企業改革の推進などにおいて追い風になると分析している。
周氏は胡錦濤前政権の最高指導部の1人。エネルギー業界で大きな利権を持つ「石油閥」の中心人物とされる。政治局常務委員の経験者が取り調べを受けるのは極めて異例のこと。
<NT>
また、当局が前党政治局常務委員の周永康氏を「重大な規律違反」の疑いで調査していることについて、「国内経済にとってはプラス」との声も聞かれる。海通証券では、国有企業改革の推進などにおいて追い風になると分析している。
周氏は胡錦濤前政権の最高指導部の1人。エネルギー業界で大きな利権を持つ「石油閥」の中心人物とされる。政治局常務委員の経験者が取り調べを受けるのは極めて異例のこと。
<NT>