米国株式相場 上昇、退役軍人の日で閑散取引
[14/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は1.16ドル高の17614.90、ナスダックは8.94ポイント高の4660.56で取引を終了した。退役軍人の日(ベテランズデー)で債券市場が休場となっていることもあり、前日終値を挟んで終日小動きとなった。小幅ながらダウ平均とS&P500指数は連日の過去最高値更新。セクター別では、自動車・自動車部品や小売が上昇する一方で商業・専門サービスや銀行が下落した。
住宅メーカーのDRホートン(DRI)は予想を下回る決算を発表したものの、今四半期の見通しを引き上げたことで上昇。ソーシャルゲームのジンガ(ZNGA)はジェフリーズの投資判断引き上げで上昇。クラウド関連のラックスペース・ホスティング(RAX)は予想を上回る決算を発表して急騰となった。一方で中国電子商取引大手のアリババ・グループ(BABA)は、「独身の日」の売上高が90億ドルを上回ったことを明らかにしたものの売りに押された。ネットワーク機器のジュニパー・ネットワークス(JNPR)は、突然の最高経営責任者の交代を発表して下落。
住宅メーカーの好決算や強気の業績見通しが相次いでいる。10月に住宅ローン金利が2013年6月以来となる低水準になったことや、借入時に必要な最低限の頭金を3%にまで引き下げる方向で検討されていることが追い風となったようだ。
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