米国株式相場 下落、原油一段安でエネルギー関連株軟調
[14/12/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は下落。ダウ平均は106.31ドル安の17852.48、ナスダックは40.06ポイント安の4740.69で取引を終了した。独10月鉱工業生産指数が市場予想を下回り、軟調推移となった欧州株を受けて、下落してスタート。先週末に約5年ぶりの安値を更新して取引を終えた原油相場が一段安となったことでエネルギー関連株が売られ、下げ幅を広げる展開となった。11月労働市場情勢指数が前月を下回ったことも嫌気された。セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方でエネルギーや自動車・自動車部品が下落した。
ファストフード大手のマクドナルド(MCD)は、11月の世界既存店売上高が予想を下回ったことで下落。金融大手のクレディスイス(CS)は、ヘッジファンド向けサービス業務の縮小を検討しているとの報道を受けて軟調推移。リゾート施設運営のベイル・リゾーツ(MTN)は新たなスキー場の建設を計画しているものの、四半期決算が予想ほど改善しなかったことで売られた。一方、バイオ医薬品会社のキュービスト・ファーマシューティカルズ(CBST)は、製薬大手メルク(MRK)による買収が発表されて大幅高となった。
NY原油先物価格は1バーレル63ドル台まで下落。連日の原油安によってエクソンモービルや英BGグループなど大手が絡んだM&A(合併・買収)の噂が一部で出始めている模様。
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