5日の中国本土市場概況:上海総合指数は大幅高、エネルギーや金融セクターに資金が向かう
[15/01/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
5日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前営業日比115.84ポイント高(+3.58%)の3350.52ポイントと続伸した。約5年5カ月ぶりの高値水準を回復。上海A株指数は121.65ポイント高(+3.59%)の3511.05ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.93ポイント高(+1.35%)の294.69ポイント、深センB株指数が21.66ポイント高(+2.10%)の1050.47ポイントで引けた。
政策期待が支え。直近で公表された中国の経済指標が総じてさえない内容だったため、金融緩和など景気テコ入れ策の期待が改めて強まっている。利食い売りをこなしながら、指数は徐々に上げ幅を広げていった。
時価総額上位のエネルギー株や金融株が相場をけん引。中国石油天然気(601857/SH)と中国神華能源(601088/SH)が揃ってストップ高、中国銀行(601988/SH)が6.5%高で引けた。非鉄株や建材株、不動産株、ゼネコン株、自動車株なども上げが目立っている。また、経営統合案を公表して前営業日にストップ高を付けた中国南車(601766/SH)と中国北車(601299/SH)は、本日も値幅制限いっぱいまで急騰している。
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