株洲南車時代電気が急騰:深海探査ロボ事業参入、英社を正式買収
[15/04/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
65.25HKドル(+6.62%)=16:28現在
電車部品メーカーの株洲南車時代電気(3898/HK)が急騰。同社は15日、深海探査ロボットの製造を手がける英Specialist Machine Developments(SMD)を正式買収した。全株式を総額1億3000万ポンド(約230億円)で取得したという。複数の中国メディアが伝えた。
親会社の中国南車集団は、国際展開を加速する構え。グループの海外資産規模は115億人民元に拡大した。海外従業員の総数は5000人を超える。
SMDは深海やその他危険な環境下で使用される遠隔操作探査ロボットの設計・製造を主力事業とする。海底ケーブル埋設設備や深海採鉱ロボットなども扱う。
中国国内では深海ロボット産業がまだ発展していない。そのため、株洲南車時代電気は先行参入でビジネスチャンスを模索する狙いだ。
電車用の車載電装システム、電子制御装置を生産する。主要取引先は国営の中国鉄路総公司、国内外の車両メーカー、鉄道会社など。北米、欧州、東南アジアなどへの輸出も手がける。国内鉄道で最高時速321.5kmを記録した「中華之星」に電装システムが採用された。
【亜州IR】
<ZN>
電車部品メーカーの株洲南車時代電気(3898/HK)が急騰。同社は15日、深海探査ロボットの製造を手がける英Specialist Machine Developments(SMD)を正式買収した。全株式を総額1億3000万ポンド(約230億円)で取得したという。複数の中国メディアが伝えた。
親会社の中国南車集団は、国際展開を加速する構え。グループの海外資産規模は115億人民元に拡大した。海外従業員の総数は5000人を超える。
SMDは深海やその他危険な環境下で使用される遠隔操作探査ロボットの設計・製造を主力事業とする。海底ケーブル埋設設備や深海採鉱ロボットなども扱う。
中国国内では深海ロボット産業がまだ発展していない。そのため、株洲南車時代電気は先行参入でビジネスチャンスを模索する狙いだ。
電車用の車載電装システム、電子制御装置を生産する。主要取引先は国営の中国鉄路総公司、国内外の車両メーカー、鉄道会社など。北米、欧州、東南アジアなどへの輸出も手がける。国内鉄道で最高時速321.5kmを記録した「中華之星」に電装システムが採用された。
【亜州IR】
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