28日の中国本土市場概況:上海総合は反落で1.1%安、銀行株は逆行高
[15/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
28日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比51.18ポイント(1.13%)安の4476.21ポイントと反落した。上海A株指数は53.46ポイント(1.13%)安の4690.63ポイント。外貨建てB株相場も下落。上海B株指数が8.68ポイント(2.15%)安の395.02ポイント、深センB株指数が24.73ポイント(1.77%)安の1373.51ポイントで引ける。なお、上海市場の売買代金は、連日で1兆人民元の大台を突破した模様だ。
利食い売りが優勢。指数は昨日、約7年2カ月ぶりの高値を更新したこともあり、相場の過熱感が意識された。ただ、大きく売り込む動きはみられない。「中国版QE(量的緩和)」の思惑が広がるなど、当局の景気テコ入れ策に対する期待が強まるなか、プラス圏で推移する場面もあった。
時価総額上位のエネルギー株が下げを主導。石油の中国石油天然気(601857/SH)が2.2%安、石炭の中国神華能源(601088/SH)が2.3%安で引けた。不動産株や自動車株、消費関連株、ITハイテク関連株も安い。
一方、銀行株はしっかり。中国銀行(601988/SH)が5.2%上昇する。5月1日付で導入される預金保険制度の保険料率について、市場で予想されているよりも低い料率となることが買い安心感を誘った。中国人民銀行(中央銀行)は同制度の保険料率について、0.01-0.02%に設定されるとの見通しを明らかにしたうえで、他国の水準を大幅に下回ると説明している。
【亜州IR】
<ZN>
利食い売りが優勢。指数は昨日、約7年2カ月ぶりの高値を更新したこともあり、相場の過熱感が意識された。ただ、大きく売り込む動きはみられない。「中国版QE(量的緩和)」の思惑が広がるなど、当局の景気テコ入れ策に対する期待が強まるなか、プラス圏で推移する場面もあった。
時価総額上位のエネルギー株が下げを主導。石油の中国石油天然気(601857/SH)が2.2%安、石炭の中国神華能源(601088/SH)が2.3%安で引けた。不動産株や自動車株、消費関連株、ITハイテク関連株も安い。
一方、銀行株はしっかり。中国銀行(601988/SH)が5.2%上昇する。5月1日付で導入される預金保険制度の保険料率について、市場で予想されているよりも低い料率となることが買い安心感を誘った。中国人民銀行(中央銀行)は同制度の保険料率について、0.01-0.02%に設定されるとの見通しを明らかにしたうえで、他国の水準を大幅に下回ると説明している。
【亜州IR】
<ZN>