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概況からBRICsを知ろう〜29日のインドSENSEX指数は反落、外国人投資家の売り継続が圧迫材料に
[15/04/30]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 55325.29 -0.87％
29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比486.74ポイント安（-0.87％）の55325.29で取引を終えた。55808.64から一時55067.39まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは17、値下がりは48、変わらず3であった。
この日発表のブラジルの4月FGVインフレ率(IGP-M)が、予想を上回る伸びとなったことを受けて、ブラジル中銀の追加利上げ観測が株価の下押し圧力になったとみられる。また、3月の中央政府財政収支で黒字が予想の半分にとどまったことも、売り材料になった可能性。一方、NY原油先物価格が59ドル台まで上昇したことが、ブラジル株の下支えになった。
【ロシア】MICEX指数 1670.99 -0.41％
29日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比6.90ポイント安（-0.41％）の1670.99で取引を終了した。1694.26まで上昇した後、1666.52まで下落した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表(29日)、ロシア中銀の金融政策決定会合開催(30日、利下げ観測あり)、5月1日(金)から4日(月)までのロシアの連休を控えて、基本的に様子見ムードが強く、小動きの状態が継続したもよう。ブレント原油先物価格が66ドル台まで上昇し、ロシア株の下支えとなる一方、欧米株安は下押し圧力になったとみられる。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27225.93 -0.62％
29日のインドSENSEX指数は反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比170.45ポイント安（-0.62％）の27225.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント安（-0.55％）の8239.75で取引を終えた。
後半にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家（FII）の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。また、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を29日（日本時間30日未明）に控え、様子見ムードも強い。
【中国本土】上海総合指数 4476.62 +0.01％
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.41ポイント高（+0.01％）の4476.62ポイントと小反発した。
朝安の後に強含む展開。前日の軟調地合いを継いで売りが先行したものの、下値は堅く、中盤からプラスに転じた。資金流入の期待が一段と強まる。新規株式口座開設件数が先週、前の週から大幅に増加し、2005年以降の週間ベースで最高の伸びを記録したことがわかったためだ。政策期待も持続する。
＜FA＞
29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比486.74ポイント安（-0.87％）の55325.29で取引を終えた。55808.64から一時55067.39まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは17、値下がりは48、変わらず3であった。
この日発表のブラジルの4月FGVインフレ率(IGP-M)が、予想を上回る伸びとなったことを受けて、ブラジル中銀の追加利上げ観測が株価の下押し圧力になったとみられる。また、3月の中央政府財政収支で黒字が予想の半分にとどまったことも、売り材料になった可能性。一方、NY原油先物価格が59ドル台まで上昇したことが、ブラジル株の下支えになった。
【ロシア】MICEX指数 1670.99 -0.41％
29日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比6.90ポイント安（-0.41％）の1670.99で取引を終了した。1694.26まで上昇した後、1666.52まで下落した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表(29日)、ロシア中銀の金融政策決定会合開催(30日、利下げ観測あり)、5月1日(金)から4日(月)までのロシアの連休を控えて、基本的に様子見ムードが強く、小動きの状態が継続したもよう。ブレント原油先物価格が66ドル台まで上昇し、ロシア株の下支えとなる一方、欧米株安は下押し圧力になったとみられる。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27225.93 -0.62％
29日のインドSENSEX指数は反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比170.45ポイント安（-0.62％）の27225.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント安（-0.55％）の8239.75で取引を終えた。
後半にプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家（FII）の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。また、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を29日（日本時間30日未明）に控え、様子見ムードも強い。
【中国本土】上海総合指数 4476.62 +0.01％
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.41ポイント高（+0.01％）の4476.62ポイントと小反発した。
朝安の後に強含む展開。前日の軟調地合いを継いで売りが先行したものの、下値は堅く、中盤からプラスに転じた。資金流入の期待が一段と強まる。新規株式口座開設件数が先週、前の週から大幅に増加し、2005年以降の週間ベースで最高の伸びを記録したことがわかったためだ。政策期待も持続する。
＜FA＞
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