12日の中国本土市場概況:上海総合は3日続伸、4400ptの大台回復
[15/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
12日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比67.64ポイント(1.56%)高の4401.22ポイントと3日続伸した。心理的節目の4400を回復する。上海A株指数は70.80ポイント(1.56%)高の4610.69ポイント。外貨建てB株相場も上昇。上海B株指数が7.89ポイント(1.91%)高の421.82ポイント、深センB株指数が3.09ポイント(0.21%)高の1490.11ポイントで引けた。
追加金融緩和の期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)は10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したが(11日付で実施)、「利下げ効果は限定的」との見方が一部で浮上するなか、「預金準備率の引き下げなど、一段の緩和に踏み切る可能性がある」との思惑が広がっている。
業種別では、原発関連銘柄の上げが目立つ。発電設備の上海電気集団(601727/SH)と重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械(601106/SH)などがそろってストップ高した。今月21日に開催される「中国核能国際大会(CNEC2015)」で、原発の自主開発や商業化について話し合われるとの観測が流れたことを材料視している。
上海拠点の銘柄群も高い。中国初となる「ディズニーストア」が今月20日、上海市浦東新区の陸家嘴エリアでオープンする??と報じられたことが刺激材料だ。親会社が上海ディズニーリゾートに出資している上海陸家嘴(900932/SH)は、値幅制限いっぱいまで上昇している。防衛関連株、インフラ関連株、医薬関連株、ITハイテク関連株なども物色された。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は3.29%高と大幅続伸し、指数算出以来の最高値を連日で更新。深センと香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)について、早ければ今月中に発表され、第4四半期にも施行開始する??と伝えられたことが手がかりになった。
【亜州IR】
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追加金融緩和の期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)は10日、昨年11月以降で3回目の利下げを発表したが(11日付で実施)、「利下げ効果は限定的」との見方が一部で浮上するなか、「預金準備率の引き下げなど、一段の緩和に踏み切る可能性がある」との思惑が広がっている。
業種別では、原発関連銘柄の上げが目立つ。発電設備の上海電気集団(601727/SH)と重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械(601106/SH)などがそろってストップ高した。今月21日に開催される「中国核能国際大会(CNEC2015)」で、原発の自主開発や商業化について話し合われるとの観測が流れたことを材料視している。
上海拠点の銘柄群も高い。中国初となる「ディズニーストア」が今月20日、上海市浦東新区の陸家嘴エリアでオープンする??と報じられたことが刺激材料だ。親会社が上海ディズニーリゾートに出資している上海陸家嘴(900932/SH)は、値幅制限いっぱいまで上昇している。防衛関連株、インフラ関連株、医薬関連株、ITハイテク関連株なども物色された。
また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は3.29%高と大幅続伸し、指数算出以来の最高値を連日で更新。深センと香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)について、早ければ今月中に発表され、第4四半期にも施行開始する??と伝えられたことが手がかりになった。
【亜州IR】
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