香港株式概況:香港ハンセン指数は下落、中国本土の経済指標内容が嫌気される
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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13日の香港市場は値下り。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比157.90ポイント(0.58%)安の27249.28ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が113.45ポイント(0.81%)安の13859.55ポイントと、そろって続落した。売買代金は1442億4700万香港ドル(12日は1364億2100万香港ドル)。
指標発表後に売りが強まる流れ。本日の午後に4月の経済指標がまとめて公表され、小幅ながらも予想を下回ったことが嫌気された。小売売上高は前年同月比で10.0%増(予想は10.4%増)、鉱工業生産は同5.9%増(同6.0%増)という結果。指数はこの指標が発表されるまで、前日の終値を挟み一進一退の値動きだった。
ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株の下げが目立つ。華潤置地(1109/HK)が6.3%安、中国海外発展(688/HK)が2.4%安で引けた。華潤置地に関しては、同社が増資計画を発表したため、1株利益の希薄化などが懸念されている。時価総額の大きい保険株もさえない。中国平安保険(2318/HK)が2.5%安、中国人寿保険
(2628/HK)が1.6%安と値を下げた。
原子力発電の関連銘柄も反落。電源設備メーカーの上海電気集団(2727/HK)が5.1%安、東方電気(1072/HK)が3.1%安、ハルビン動力設備(1133/HK)が2.1%安、原子力発電の中国広核電力(1816/HK)が1.4%安とそろって反落。前日は、今月21日に開催される「中国核能国際大会(CNEC2015)」で、原発の自主開発や商業化について話し合われると報じられたことを材料に急伸していた。
【亜州IR】
<FA>
指標発表後に売りが強まる流れ。本日の午後に4月の経済指標がまとめて公表され、小幅ながらも予想を下回ったことが嫌気された。小売売上高は前年同月比で10.0%増(予想は10.4%増)、鉱工業生産は同5.9%増(同6.0%増)という結果。指数はこの指標が発表されるまで、前日の終値を挟み一進一退の値動きだった。
ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株の下げが目立つ。華潤置地(1109/HK)が6.3%安、中国海外発展(688/HK)が2.4%安で引けた。華潤置地に関しては、同社が増資計画を発表したため、1株利益の希薄化などが懸念されている。時価総額の大きい保険株もさえない。中国平安保険(2318/HK)が2.5%安、中国人寿保険
(2628/HK)が1.6%安と値を下げた。
原子力発電の関連銘柄も反落。電源設備メーカーの上海電気集団(2727/HK)が5.1%安、東方電気(1072/HK)が3.1%安、ハルビン動力設備(1133/HK)が2.1%安、原子力発電の中国広核電力(1816/HK)が1.4%安とそろって反落。前日は、今月21日に開催される「中国核能国際大会(CNEC2015)」で、原発の自主開発や商業化について話し合われると報じられたことを材料に急伸していた。
【亜州IR】
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