広州富力地産が逆行高、A株上場計画を再始動
[15/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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9.53HKドル(+1.60%)=11:13現在
広州市を基盤とする不動産デベロッパー大手の広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ:2777/HK)が逆行高。同社は26日引け後、A株上場計画を再始動する方針を改めて発表した。8月12日の臨時株主総会で、計画の是非を問う採決を行う。最大10億8000万株の新株を発行し、上海または深センに上場する予定。調達額は未定だが、最高で350億人民元(約6900億円)に上る見通しだ。
調達資金は北京や天津、上海などの不動産プロジェクト9件に投入する計画だ。うち最大規模の案件は商住複合プロジェクト「北京富力新城」で、130億人民元を投資する方針としている。
同社は2013年6月、A株発行計画を取り下げ、中国証券監督管理委員会に提出したIPO申請を撤回した経緯がある。
■企業紹介
中・高額所得層をメイン・ターゲットに住宅開発を手掛ける。北京、天津、広州を含む中国21都市で58件の不動産プロジェクトを展開(14年末)。資産ポートフォリオの一部として、高級ホテルや商業施設などを対象とした不動産投資も行う。売り上げは広州、北京、天津の3都市で6割弱を占める。本業を強化。14年12月、広東省恵州市の5つ星ホテル「恵州洲際度假酒店(インターコンチネンタル恵州リゾート)」を5億3000万人民元で買収すると発表した。
【亜州IR】
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広州市を基盤とする不動産デベロッパー大手の広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ:2777/HK)が逆行高。同社は26日引け後、A株上場計画を再始動する方針を改めて発表した。8月12日の臨時株主総会で、計画の是非を問う採決を行う。最大10億8000万株の新株を発行し、上海または深センに上場する予定。調達額は未定だが、最高で350億人民元(約6900億円)に上る見通しだ。
調達資金は北京や天津、上海などの不動産プロジェクト9件に投入する計画だ。うち最大規模の案件は商住複合プロジェクト「北京富力新城」で、130億人民元を投資する方針としている。
同社は2013年6月、A株発行計画を取り下げ、中国証券監督管理委員会に提出したIPO申請を撤回した経緯がある。
■企業紹介
中・高額所得層をメイン・ターゲットに住宅開発を手掛ける。北京、天津、広州を含む中国21都市で58件の不動産プロジェクトを展開(14年末)。資産ポートフォリオの一部として、高級ホテルや商業施設などを対象とした不動産投資も行う。売り上げは広州、北京、天津の3都市で6割弱を占める。本業を強化。14年12月、広東省恵州市の5つ星ホテル「恵州洲際度假酒店(インターコンチネンタル恵州リゾート)」を5億3000万人民元で買収すると発表した。
【亜州IR】
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