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概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は続伸、原油先物の値動きに連れる展開
[15/07/15]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53239.18 +0.23％
14日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比119.71ポイント高（+0.23％）の53239.18で取引を終えた。52652.75から53373.15まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは39、値下がりは24、変わらず3であった。
この日発表のブラジルの5月小売売上高が予想以上に減少したことが懸念され、ブラジル株は売りが先行。しかし、その後、イラン核協議の最終合意の正式発表を受けて、NY原油先物が買い戻しに転じたことで、石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)株が上昇し、ボベスパ指数の上昇転換を促したとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1647.01 +0.25％
14日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比4.04ポイント高（+0.25％）の1647.01で取引を終了した。1626.18まで下落した後、1647.01まで上昇し、高値引けとなった。
イラン核協議の最終合意に向けた動きに絡んだブレント原油先物の値動きに、ほぼ連れるような展開になった。合意見通しが強まり、ブレント原油先物が56ドル台まで下落して推移していたところで、MICEX指数は下落。合意発表後、ブレント原油先物が58ドル絡みまで買い戻されたところでは、指数も反発した。ロシア中銀のドル買い・ルーブル売りがあり、ルーブル安傾向が続いたことも好感された可能性。
【インド】SENSEX指数 27932.90 -0.10％
14日のインドSENSEX指数は小反落。前日比28.29ポイント安（-0.10％）の27932.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.07％（5.55ポイント）安の8454.10で取引を終えた。
前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、弱い経済指標も引き続き警戒材料となった。5月の鉱工業生産が予想以上に落ち込んだほか、きょう14日に発表された6月の卸売物価指数が前年同月比でマイナス2.40％となり、前月のマイナス2.36％と市場予想のマイナス2.30％を下回った。需要不足が主因だと分析されている。
【中国本土】上海総合指数 3924.49 -1.16％
14日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比45.90ポイント安（-1.16％）の3924.49ポイントと4日ぶりに反落した。
乱高下のなかで売られる展開。官民を挙げての株価対策で投資家のセンチメントは改善しているが、上海総合指数は昨日までの3日続伸で累計13％上昇しただけに、売り圧力が高まっていた。取引時間中に公表された6月の金融統計で、融資の伸びは予想を上回ったが、相場を押し上げるには至っていない。上海総合指数は寄付き後に1.6％上昇し、程なくマイナスに転じたあと、後場に2.9％下落するなど荒い値動きだった。引け近くに再び買いが強まる場面がみられたものの、結局、安く引けている。
＜NH＞
14日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比119.71ポイント高（+0.23％）の53239.18で取引を終えた。52652.75から53373.15まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは39、値下がりは24、変わらず3であった。
この日発表のブラジルの5月小売売上高が予想以上に減少したことが懸念され、ブラジル株は売りが先行。しかし、その後、イラン核協議の最終合意の正式発表を受けて、NY原油先物が買い戻しに転じたことで、石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)株が上昇し、ボベスパ指数の上昇転換を促したとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1647.01 +0.25％
14日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比4.04ポイント高（+0.25％）の1647.01で取引を終了した。1626.18まで下落した後、1647.01まで上昇し、高値引けとなった。
イラン核協議の最終合意に向けた動きに絡んだブレント原油先物の値動きに、ほぼ連れるような展開になった。合意見通しが強まり、ブレント原油先物が56ドル台まで下落して推移していたところで、MICEX指数は下落。合意発表後、ブレント原油先物が58ドル絡みまで買い戻されたところでは、指数も反発した。ロシア中銀のドル買い・ルーブル売りがあり、ルーブル安傾向が続いたことも好感された可能性。
【インド】SENSEX指数 27932.90 -0.10％
14日のインドSENSEX指数は小反落。前日比28.29ポイント安（-0.10％）の27932.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.07％（5.55ポイント）安の8454.10で取引を終えた。
前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、弱い経済指標も引き続き警戒材料となった。5月の鉱工業生産が予想以上に落ち込んだほか、きょう14日に発表された6月の卸売物価指数が前年同月比でマイナス2.40％となり、前月のマイナス2.36％と市場予想のマイナス2.30％を下回った。需要不足が主因だと分析されている。
【中国本土】上海総合指数 3924.49 -1.16％
14日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比45.90ポイント安（-1.16％）の3924.49ポイントと4日ぶりに反落した。
乱高下のなかで売られる展開。官民を挙げての株価対策で投資家のセンチメントは改善しているが、上海総合指数は昨日までの3日続伸で累計13％上昇しただけに、売り圧力が高まっていた。取引時間中に公表された6月の金融統計で、融資の伸びは予想を上回ったが、相場を押し上げるには至っていない。上海総合指数は寄付き後に1.6％上昇し、程なくマイナスに転じたあと、後場に2.9％下落するなど荒い値動きだった。引け近くに再び買いが強まる場面がみられたものの、結局、安く引けている。
＜NH＞
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