22日の中国本土市場概況:上海総合は5日続伸で0.2%高、上値は重い
[15/07/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
22日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.37ポイント(0.21%)高の4026.05ポイントと小幅ながら5日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数は8.80ポイント(0.21%)高の4218.31ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.04ポイント(0.01%)高の368.50ポイント、深センB株指数が6.59ポイント(0.51%)安の1288.64ポイントで引けた。
前日の終値を挟み、一進一退の値動きだったが、引けにかけて買いの勢いが強まった。上海総合指数が昨日、約3週ぶりに節目の4000ポイントを回復したことで目先の達成感が意識されて売られる場面はみられたものの、官民を挙げての株価対策が引き続き相場を支えている。年金基金の資金流入期待も追い風。国務院(内閣に相当)はこのほど、山東省が管轄する地方の職員養老保険について、剰余金1000億人民元(約2兆円)の運用を全国社会保障基金理事会(社保基金)に委託することを認めた。
大型株に目立った動きがみられないなか、中小型株が物色される。ITハイテク関連株やバイオ関連株の上げが目立つ。システム開発の用友軟件(600588/SH)や医薬品販売の国薬集団薬業(600511/SH)などが値幅制限いっぱいまで上昇した。軍事関連株も改めて買われる。航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)がストップ高を付け、衛星通信機器メーカーの中国東方紅衛星(600118/SH)も8.4%高と買い進まれた。発電や水道の公益株、運輸関連株、建材株もしっかり。
【亜州IR】
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前日の終値を挟み、一進一退の値動きだったが、引けにかけて買いの勢いが強まった。上海総合指数が昨日、約3週ぶりに節目の4000ポイントを回復したことで目先の達成感が意識されて売られる場面はみられたものの、官民を挙げての株価対策が引き続き相場を支えている。年金基金の資金流入期待も追い風。国務院(内閣に相当)はこのほど、山東省が管轄する地方の職員養老保険について、剰余金1000億人民元(約2兆円)の運用を全国社会保障基金理事会(社保基金)に委託することを認めた。
大型株に目立った動きがみられないなか、中小型株が物色される。ITハイテク関連株やバイオ関連株の上げが目立つ。システム開発の用友軟件(600588/SH)や医薬品販売の国薬集団薬業(600511/SH)などが値幅制限いっぱいまで上昇した。軍事関連株も改めて買われる。航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)がストップ高を付け、衛星通信機器メーカーの中国東方紅衛星(600118/SH)も8.4%高と買い進まれた。発電や水道の公益株、運輸関連株、建材株もしっかり。
【亜州IR】
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