概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、イエレン米連邦準備理事会議長が早期の追加利上げに慎重
[16/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51248.93 +0.18%
30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比93.94ポイント高(+0.18%)の51248.93で取引を終えた。52261.94まで上昇した後、いったん50899.85まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは33、値下がりは26、変わらず2であった。
ルセフ政権の連立パートナーで、最大政党のブラジル民主運動党が前日、連立離脱を決定。それにより、ルセフ大統領の弾劾手続きが加速し、罷免される可能性が高まったとの見方から、ブラジル株の買いが先行した。イエレン米FRB議長の利上げ慎重発言も引き続き新興国株を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 1868.10 +1.24%
30日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比22.90イント高(+1.24%)の1868.10で取引を終了した。1847.78から1876.32まで上昇した。
前日の取引終了後、イエレン米FRB議長が講演で利上げに慎重な姿勢を示したことで、4月利上げの可能性への警戒感が後退。欧州株が大幅高となり、ブレント原油先物もドル安による割安感から一時40.61ドルまで上昇したことで、ロシア株も買いが強まった。
【インド】SENSEX指数 25338.58 +1.76%
30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比438.12ポイント高(+1.76%)の25338.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.20ポイント高(+1.82%)の7735.20で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大させた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が公演で、早期の追加利上げに慎重な姿勢を示したことが好感された。また、中国本土市場などアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していることも、買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3000.64 +2.77%
30日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比80.81ポイント高(+2.77%)の3000.64ポイントと3日ぶりに反発した。終値ベースで1週間ぶりに、心理的節目の3000ポイント台を回復する。
資金流入期待が支え。全国社会保障基金の運用可能枠が拡大され、新規の長期資金が市場に流入するとの思惑が強まった。中国国家外貨管理局が傘下の投資会社を通じ、交通銀行(601328/SH)などのA株を大量購入したと報じられたことも買い安心感につながっている。
<CS>
30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比93.94ポイント高(+0.18%)の51248.93で取引を終えた。52261.94まで上昇した後、いったん50899.85まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは33、値下がりは26、変わらず2であった。
ルセフ政権の連立パートナーで、最大政党のブラジル民主運動党が前日、連立離脱を決定。それにより、ルセフ大統領の弾劾手続きが加速し、罷免される可能性が高まったとの見方から、ブラジル株の買いが先行した。イエレン米FRB議長の利上げ慎重発言も引き続き新興国株を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 1868.10 +1.24%
30日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比22.90イント高(+1.24%)の1868.10で取引を終了した。1847.78から1876.32まで上昇した。
前日の取引終了後、イエレン米FRB議長が講演で利上げに慎重な姿勢を示したことで、4月利上げの可能性への警戒感が後退。欧州株が大幅高となり、ブレント原油先物もドル安による割安感から一時40.61ドルまで上昇したことで、ロシア株も買いが強まった。
【インド】SENSEX指数 25338.58 +1.76%
30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比438.12ポイント高(+1.76%)の25338.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.20ポイント高(+1.82%)の7735.20で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大させた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が公演で、早期の追加利上げに慎重な姿勢を示したことが好感された。また、中国本土市場などアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していることも、買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3000.64 +2.77%
30日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比80.81ポイント高(+2.77%)の3000.64ポイントと3日ぶりに反発した。終値ベースで1週間ぶりに、心理的節目の3000ポイント台を回復する。
資金流入期待が支え。全国社会保障基金の運用可能枠が拡大され、新規の長期資金が市場に流入するとの思惑が強まった。中国国家外貨管理局が傘下の投資会社を通じ、交通銀行(601328/SH)などのA株を大量購入したと報じられたことも買い安心感につながっている。
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