概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、業種別では景気動向に敏感な資源・素材株の上げが目立つ
[16/04/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53149.84 +2.21%
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日1147.98ポイント高(+2.21%)の53149.84で取引を終えた。52009.52から53843.74まで上昇した。指数構成61銘柄での値上がりは55、値下がりは6、変わらず0であった。
ルセフ連立政権のパートナーで中小規模の政党が離脱を決めたとされ、大統領の弾劾に向けた動きが加速し、政権交代による景気持ち直し期待が広がった。また、13日発表の中国の3月貿易統計で、輸出が予想を上回る伸びとなる一方、輸入も予想以上に減少幅を縮小したことで、資源需要の先行き拡大期待も強まり、ブラジル株を押し上げた。
【ロシア】MICEX指数 1932.80 +1.77%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比33.54ポイント高(+1.77%)の1932.80で取引を終了した。1905.23から1944.32まで上昇した。
この日発表された中国の3月貿易統計で、輸出が予想を上回る伸びとなる一方、輸入も予想以上に減少幅を縮小したことを好感。資源需要の先行き拡大期待がロシア株の押し上げにつながった。また、原油価格の先高期待が強いなか、ブレント原油先物がおもに44ドル台で底堅い展開になったことも下支えした。
【インド】SENSEX指数 25626.75 +1.91%
13日のインドSENSEX指数は大幅続伸。前日比481.16ポイント高(+1.91%)の25626.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.50ポイント高(+1.84%)の7850.45で取引終了。
原油価格の底入れ期待が広がっていることや外部環境の改善が資源関連の物色手がかり。欧州諸国の株高やロシアとサウジアラビアが原油増産凍結で合意したとの報道が好感されていたようだ。
【中国本土】上海総合指数 3066.64 +1.42%
13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.99ポイント高(+1.42%)の3066.64ポイントと反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。
業種別では、景気動向に敏感な資源・素材株の上げが目立つ。非鉄の江西銅業(600362/SH)が8.4%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が3.1%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が2.7%高で引けた。非鉄株については、昨夜の金属市況高が追い風。原油相場の大幅続伸を材料に、石油や石炭のエネルギー株も急伸した。株高がメリットになる保険株と証券株も高い。インフラ関連株や不動産株、自動車株、銀行株、消費関連株も値を上げた。
<CS>
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日1147.98ポイント高(+2.21%)の53149.84で取引を終えた。52009.52から53843.74まで上昇した。指数構成61銘柄での値上がりは55、値下がりは6、変わらず0であった。
ルセフ連立政権のパートナーで中小規模の政党が離脱を決めたとされ、大統領の弾劾に向けた動きが加速し、政権交代による景気持ち直し期待が広がった。また、13日発表の中国の3月貿易統計で、輸出が予想を上回る伸びとなる一方、輸入も予想以上に減少幅を縮小したことで、資源需要の先行き拡大期待も強まり、ブラジル株を押し上げた。
【ロシア】MICEX指数 1932.80 +1.77%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比33.54ポイント高(+1.77%)の1932.80で取引を終了した。1905.23から1944.32まで上昇した。
この日発表された中国の3月貿易統計で、輸出が予想を上回る伸びとなる一方、輸入も予想以上に減少幅を縮小したことを好感。資源需要の先行き拡大期待がロシア株の押し上げにつながった。また、原油価格の先高期待が強いなか、ブレント原油先物がおもに44ドル台で底堅い展開になったことも下支えした。
【インド】SENSEX指数 25626.75 +1.91%
13日のインドSENSEX指数は大幅続伸。前日比481.16ポイント高(+1.91%)の25626.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.50ポイント高(+1.84%)の7850.45で取引終了。
原油価格の底入れ期待が広がっていることや外部環境の改善が資源関連の物色手がかり。欧州諸国の株高やロシアとサウジアラビアが原油増産凍結で合意したとの報道が好感されていたようだ。
【中国本土】上海総合指数 3066.64 +1.42%
13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.99ポイント高(+1.42%)の3066.64ポイントと反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。
業種別では、景気動向に敏感な資源・素材株の上げが目立つ。非鉄の江西銅業(600362/SH)が8.4%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が3.1%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が2.7%高で引けた。非鉄株については、昨夜の金属市況高が追い風。原油相場の大幅続伸を材料に、石油や石炭のエネルギー株も急伸した。株高がメリットになる保険株と証券株も高い。インフラ関連株や不動産株、自動車株、銀行株、消費関連株も値を上げた。
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