概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は続伸、欧州諸国の株高が意識されていた
[16/04/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 52894.08 -0.63%
18日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比333.66ポイント安(-0.63%)の52894.08で取引を終えた。52305.37まで下落した後、いったん53478.75まで上昇した。
ブラジルの下院本会議で17日、ルセフ大統領の弾劾手続きを進めるかどうかの是非を問う採決が行われ、議員定数の3分の2以上の賛成で可決。弾劾手続きは今後、上院での審議に移ることとなり、週明けの株式市場ではいったん利益確定の売りが先行したもよう。また、ブラジル中銀が発表した週次エコノミスト調査では、2016年の経済成長率見通しが-3.80%(前回-3.77%)に悪化した。
【ロシア】MICEX指数 1892.64 -0.79%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比15.14ポイント安(-0.79%)の1892.64で取引を終了した。1896.36から一時1867.61まで下落した。
17日に開催された産油国会合(ドーハ)では、期待に反して増産凍結で合意できなかったことから、ブレント原油先物が一時40.10ドルまで急落しており(前週末終値43.10ドル)、ロシア株は売りスタートした。しかし、株式市場終了間際に原油が一時43.43ドルまで反発したことに追随、ロシア株も下落幅を縮小した。
【インド】SENSEX指数 25816.36 +0.74%
18日のインドSENSEX指数は続伸。前日比189.61ポイント高(+0.74%)の25816.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同64.25ポイント高(+0.82%)の7914.70で取引を終えた。
買い先行後も強い動きを見せた。欧州諸国の株高が意識されていたようだ。IT大手インフォシス(info)の好調な業績見通しが好感され、同セクターに買いが集中した。インフォシスはこのほど、16年度の増収率が11.5-13.5%になるとの見通しを示した。
【中国本土】上海総合指数 3033.66 -1.44%
週明け18日の上海総合指数は値下り。主要指標の上海総合指数は、前営業日比44.46ポイント安(-1.44%)の3033.66ポイントと続落した。
業種別では、エネルギー関連株がさえない。中国石油天然気(601857/SH)が2.1%安で引けた。主要産油国の会合で、原油増産の凍結が合意できず、NY原油先物が急落したことを嫌気している。株安が逆風となる証券株や保険株も下げた。インフラ関連株や不動産株、ITハイテク関連株、自動車株、消費関連株なども安い。不動産株もさえない。
<CS>
18日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比333.66ポイント安(-0.63%)の52894.08で取引を終えた。52305.37まで下落した後、いったん53478.75まで上昇した。
ブラジルの下院本会議で17日、ルセフ大統領の弾劾手続きを進めるかどうかの是非を問う採決が行われ、議員定数の3分の2以上の賛成で可決。弾劾手続きは今後、上院での審議に移ることとなり、週明けの株式市場ではいったん利益確定の売りが先行したもよう。また、ブラジル中銀が発表した週次エコノミスト調査では、2016年の経済成長率見通しが-3.80%(前回-3.77%)に悪化した。
【ロシア】MICEX指数 1892.64 -0.79%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比15.14ポイント安(-0.79%)の1892.64で取引を終了した。1896.36から一時1867.61まで下落した。
17日に開催された産油国会合(ドーハ)では、期待に反して増産凍結で合意できなかったことから、ブレント原油先物が一時40.10ドルまで急落しており(前週末終値43.10ドル)、ロシア株は売りスタートした。しかし、株式市場終了間際に原油が一時43.43ドルまで反発したことに追随、ロシア株も下落幅を縮小した。
【インド】SENSEX指数 25816.36 +0.74%
18日のインドSENSEX指数は続伸。前日比189.61ポイント高(+0.74%)の25816.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同64.25ポイント高(+0.82%)の7914.70で取引を終えた。
買い先行後も強い動きを見せた。欧州諸国の株高が意識されていたようだ。IT大手インフォシス(info)の好調な業績見通しが好感され、同セクターに買いが集中した。インフォシスはこのほど、16年度の増収率が11.5-13.5%になるとの見通しを示した。
【中国本土】上海総合指数 3033.66 -1.44%
週明け18日の上海総合指数は値下り。主要指標の上海総合指数は、前営業日比44.46ポイント安(-1.44%)の3033.66ポイントと続落した。
業種別では、エネルギー関連株がさえない。中国石油天然気(601857/SH)が2.1%安で引けた。主要産油国の会合で、原油増産の凍結が合意できず、NY原油先物が急落したことを嫌気している。株安が逆風となる証券株や保険株も下げた。インフラ関連株や不動産株、ITハイテク関連株、自動車株、消費関連株なども安い。不動産株もさえない。
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