5日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安と続落、証券株が軒並下落
[16/12/05]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
5日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比39.13ポイント(1.21%)安の3204.71ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、41.08ポイント(1.21%)安の3355.63ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は1.46ポイント(0.42%)安の347.04ポイント、深センB株指数は8.65ポイント(0.74%)安の1153.15ポイントで終了した。
本土からの資金流出が警戒される。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を小幅ながら元安方向に設定。上海外国為替市場でも元売りの動きが優勢だ。人民元の流出を抑えるため、中国当局は市場介入に乗り出したとの観測が流れている。本日スタートした深セン・香港株相互取引で、売買が低調だと伝わったことも投資家心理を冷やした。
業種別では、証券株が軒並み安。太平洋証券(601099/SH)が9.9%下落した。インフラ関連株も下げが目立つ。鉄道建設の中国鉄建(601186/SH)と交通インフラ整備の中国交通建設(601800/SH)がそろって10.0%安、エンジニアリングの中国冶金科工(601618/SH)が8.6%安で引けた。不動産株や自動車株、素材関連株、石油関連株、消費関連株なども値を下げている。
(亜州IR)
<MT>
本土からの資金流出が警戒される。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を小幅ながら元安方向に設定。上海外国為替市場でも元売りの動きが優勢だ。人民元の流出を抑えるため、中国当局は市場介入に乗り出したとの観測が流れている。本日スタートした深セン・香港株相互取引で、売買が低調だと伝わったことも投資家心理を冷やした。
業種別では、証券株が軒並み安。太平洋証券(601099/SH)が9.9%下落した。インフラ関連株も下げが目立つ。鉄道建設の中国鉄建(601186/SH)と交通インフラ整備の中国交通建設(601800/SH)がそろって10.0%安、エンジニアリングの中国冶金科工(601618/SH)が8.6%安で引けた。不動産株や自動車株、素材関連株、石油関連株、消費関連株なども値を下げている。
(亜州IR)
<MT>