概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続伸、利下げの実施が引き続き好感された
[17/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 65497.13 +0.34%
28日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比219.75ポイント高(+0.34%)の65497.13で取引を終えた。65497.13まで上昇した後、一時64952.66まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅をやや拡大させた。利下げの実施が引き続き好感されたほか、原油価格の続伸も資源セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。不安定な政治環境や景気回復の遅れ観測などが引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1916.75 -1.46%
28日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比28.37ポイント安(-1.46%)の1916.75で取引を終了した。1940.79から1904.26まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。利下げの先送りが嫌気された。ロシア中央銀行は28日、政策金利を9%に据え置くと決定した。中短期のインフレ加速圧力が引き続き存在していることが挙げられた。また、欧米による追加の経済制裁が実施されるとの懸念も引き続き圧迫材料。一方、原油価格が続伸したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 32309.88 -0.23%
28日のインドSENSEX指数は小幅下落。前日比73.42ポイント安(-0.23%)の32309.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.05ポイント安(-0.06%)の10014.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売りが先行。また、弱い企業決算なども関連銘柄の売り圧力を強めた。製薬大手ドクター・レディ(DRRD)はこの日、6%近くの大幅下落となった。同社はこのほど、4-6月期の純利益が前年同期比で53%減少したと報告した。同期の売上高は45%減少となった。また、ICICI銀行(ICICIBC)も4-6月期に8%の減益を発表した。
【中国本土】上海総合指数 3253.24 +0.11%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.46ポイント高(+0.11%)の3253.24ポイントと3日続伸した。終値ベースでは約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される。人民銀は今週、公開市場操作を通じ、満期分との差し引きで2800億人民元の資金を供給した。供給超は2週連続となり、資金ひっ迫懸念がやや薄らいでいる。信用取引の買い越しが27日まで4日間続いたことを受け、相場の先高観も意識された。
<CS>
28日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比219.75ポイント高(+0.34%)の65497.13で取引を終えた。65497.13まで上昇した後、一時64952.66まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅をやや拡大させた。利下げの実施が引き続き好感されたほか、原油価格の続伸も資源セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。不安定な政治環境や景気回復の遅れ観測などが引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1916.75 -1.46%
28日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比28.37ポイント安(-1.46%)の1916.75で取引を終了した。1940.79から1904.26まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。利下げの先送りが嫌気された。ロシア中央銀行は28日、政策金利を9%に据え置くと決定した。中短期のインフレ加速圧力が引き続き存在していることが挙げられた。また、欧米による追加の経済制裁が実施されるとの懸念も引き続き圧迫材料。一方、原油価格が続伸したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 32309.88 -0.23%
28日のインドSENSEX指数は小幅下落。前日比73.42ポイント安(-0.23%)の32309.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.05ポイント安(-0.06%)の10014.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売りが先行。また、弱い企業決算なども関連銘柄の売り圧力を強めた。製薬大手ドクター・レディ(DRRD)はこの日、6%近くの大幅下落となった。同社はこのほど、4-6月期の純利益が前年同期比で53%減少したと報告した。同期の売上高は45%減少となった。また、ICICI銀行(ICICIBC)も4-6月期に8%の減益を発表した。
【中国本土】上海総合指数 3253.24 +0.11%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.46ポイント高(+0.11%)の3253.24ポイントと3日続伸した。終値ベースでは約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される。人民銀は今週、公開市場操作を通じ、満期分との差し引きで2800億人民元の資金を供給した。供給超は2週連続となり、資金ひっ迫懸念がやや薄らいでいる。信用取引の買い越しが27日まで4日間続いたことを受け、相場の先高観も意識された。
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