25日の香港市場概況:ハンセン1.4%安と3日続落、不動産セクターに売り
[17/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
週明け25日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比380.19ポイント(1.36%)安の27500.34ポイントと3日続落し、本土企業株で構成されるH株指数も196.54ポイント(1.77%)安の10912.46ポイントと続落した。ハンセン指数は約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。売買代金は1109億7300万香港ドルに拡大した(22日の売買代金は926億3500万香港ドル)。
中国の不動産引き締めを嫌気。中国本土の地方8都市では、先週22日から23日にかけて住宅引き締め措置の強化策が相次ぎ導入された。それより先、住宅ローン金利の上昇が伝えられたこともあり、投資家心理を冷やす一因となっている。本土株が約1カ月ぶりの安値を切り下げるなか、香港の各指数は中盤から下げ幅を広げた。
業種別では、本土系不動産セクターの下げが目立つ。雅居楽集団HD(3383/HK)が11.2%安、碧桂園HD(2007/HK)が10.9%安、中国恒大集団(3333/HK)が8.8%安、万科企業(チャイナ・ヴァンカ:2202/HK)が8.0%安、華潤置地(1109/HK)が7.0%安、中国海外発展(688/HK)が6.8%安と値を下げた。
中国証券セクターも安い。華泰証券(6886/HK)が6.3%、中信証券(6030/HK)が4.3%、中国銀河証券(6881/HK)が2.6%、広発証券(1776/HK)と海通証券(6837/HK)がそろって2.1%ずつ下落した。
非鉄やセメント、鉄鋼などの素材セクターも売られる。洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.8%安、新疆新キン鉱業(3833/HK)が5.3%安、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が4.3%安、江西銅業(358/HK)が2.1%安、中国建材(3323/HK)が6.3%安、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が2.6%安で引けた。
本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.33%安の3341.55ポイントで取引を終えた。不動産株が急落。鉄鋼や非鉄の素材株、海運株、自動車株なども安い。銀行株や証券株、発電株なども売られた。半面、通信設備など5G関連株はしっかり。保険株や食品株、バイオ医薬関連株なども物色された。
【亜州IR】
<CS>
中国の不動産引き締めを嫌気。中国本土の地方8都市では、先週22日から23日にかけて住宅引き締め措置の強化策が相次ぎ導入された。それより先、住宅ローン金利の上昇が伝えられたこともあり、投資家心理を冷やす一因となっている。本土株が約1カ月ぶりの安値を切り下げるなか、香港の各指数は中盤から下げ幅を広げた。
業種別では、本土系不動産セクターの下げが目立つ。雅居楽集団HD(3383/HK)が11.2%安、碧桂園HD(2007/HK)が10.9%安、中国恒大集団(3333/HK)が8.8%安、万科企業(チャイナ・ヴァンカ:2202/HK)が8.0%安、華潤置地(1109/HK)が7.0%安、中国海外発展(688/HK)が6.8%安と値を下げた。
中国証券セクターも安い。華泰証券(6886/HK)が6.3%、中信証券(6030/HK)が4.3%、中国銀河証券(6881/HK)が2.6%、広発証券(1776/HK)と海通証券(6837/HK)がそろって2.1%ずつ下落した。
非鉄やセメント、鉄鋼などの素材セクターも売られる。洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.8%安、新疆新キン鉱業(3833/HK)が5.3%安、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が4.3%安、江西銅業(358/HK)が2.1%安、中国建材(3323/HK)が6.3%安、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が2.6%安で引けた。
本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.33%安の3341.55ポイントで取引を終えた。不動産株が急落。鉄鋼や非鉄の素材株、海運株、自動車株なども安い。銀行株や証券株、発電株なども売られた。半面、通信設備など5G関連株はしっかり。保険株や食品株、バイオ医薬関連株なども物色された。
【亜州IR】
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